イギリスで国際結婚をする方法

イギリス人と出会い、ひょんなことから結婚することになったら、どうしますか?
日本での結婚もしたことがないのに、海外でだなんて!

…と、妄想をふくらませている人もいるのではないでしょうか。

大丈夫です。
もうすぐ来るその日のために、ここで何をする必要があるのか、予習しておきましょう!

どちらかがイギリス国籍であること

まず大前提として相手がいることは当然ですが(笑)、その人がイギリス国籍を有していることが必要です。
2人ともイギリスの国籍を持っていない場合は、イギリスでの正式な結婚とはなりませんのでご注意を。

自治体に結婚の申請をする

無事に結婚をする運びとなった場合、事前にいつ行くのかアポイントをとり、どちらかが住んでいる自治体の市役所・区役所に行き、結婚の申請をしましょう。

ヒアリングを受ける

役所に行くと、ヒアリングが行われます。
本人確認が行われるため、確認ができる書類が必要です。
経歴も確認され、また犯罪歴なども聞かれるようです。

告示される

日本でも戦前あったようですが、イギリスでは役所で、いつだれだれが結婚する、という告知を一カ月間の期間を設けて行います
これは、その結婚についての異議のある人がその旨を申告できるよう設けられたもので、異議申し立て受付期間なのです。

結婚式立ち合いの手続き

無事に告示期間が過ぎると、今度は結婚式の役所スタッフ立ち合いの手続きを進めることになります。
結婚式の日程を確認し、スケジュールを調整します。

結婚式!

そしてついに、結婚式当日を迎えます。
当日は、役所のスタッフが2人立ち合い、結婚証明書への署名を行います。
その際に、本人たちとは別に、2人の同意人が署名する必要があります(多くは、それぞれの親族が行うようです)。
同意書への署名は、もちろん日本人でも可能です。
漢字での署名も有効となります。

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結婚証明書が交付される

正式に結婚したことを証明する結婚証明書の交付を受けて、終了です。
これは、事前に何通ほしいか聞かれますので、ほしい数を伝えましょう。
一週間くらいで郵送で届きます。

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いかがでしたか?
日本と比べて結構いろいろなステップを踏むので、徐々に実感がわく結婚になるかもしれませんね。

短期間で結婚できる方法

最後に、上記のような複雑で長いのはいや!もっと早く結婚したい!という人のための裏技をご紹介しましょう。

それはズバリ、日本で結婚すること。

日本での結婚は婚姻届1枚ですむので、とってもスピーディー。
そしてイギリスで正式な結婚とする場合は、その婚姻届を英訳し、公証人役場で公正証書にしてイギリスで届けるだけで可能となるのです。

なお、離婚に関しても、イギリスを含めた海外では、円満であっても時間がかかることが多く、紙1枚でサッと離婚できる日本は世界的にもめずらしいのです。



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