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おいしい英国レシピ Vol.6 Marmalade Cake

マーマレードは、既に古代ローマ人がマルメロという果樹とハチミツを合わせて作っていた、などと諸説あるのですが、マーマレードとして広く知られるようになったのは今から約220年前、イギリスのスコットランドにあるDundee(ダンディ)という都市(エジンバラよりも北に位置し北海に面する港町)でのこと。

スペインのセビリアからのオレンジを積んだ船が冬の嵐に遭い、ダンディ市への到着が予定より大幅に遅れてしまったため、オレンジが新鮮でなくなってしまいました。そこで、その港町でケーキ店を営んでいたJanet Keillerとその夫が、誰も欲しがらない、そして少し古くて苦くなってしまったオレンジを買い取って、熱を加えたりして調理したところ、現在のようなマーマレードが出来上がったということです。1797年には世界で初めてのマーマレード工場を開き、現在でもKeiller’s marmaladeとして知られ、スーパーで販売されています。

オレンジも栽培されていないイギリスの北西部に位置するスコットランドにマーマレードの由来があるのも、これで少しは納得できましたか??

さて、マーマレードケーキには様々なレシピがあります。パウンドケーキのように、同分量のバターと薄力粉と砂糖、そして卵を混ぜ合わせた生地にマーマレードとオレンジの皮と果汁を混ぜ合わせて焼き、最後にオレンジのアイシングをかけるレシピなどがありますが、今回紹介するレシピは少し手間がかかりますが、オレンジのスライスを底面に敷き、タルトタタンのようにupside downケーキにすることにより見た目も華やかで、またアーモンドパウダーを加えることによりしっとりとした仕上がりになります。是非お試し下さい!

 

(材料)
・135g 無塩バター(常温に戻し、ポマード状にする)+ 底面に塗るバター 少々
・1Tbsp カソナード(無ければグラニュー糖でもOK)
・1個 オレンジ(薄くスライスする 約2㎜)
・135g グラニュー糖
・4Tbsp マーマレード(2Tbspは生地用、2Tbspは仕上げ用)
・3個 卵(比較的小さめ、常温に戻しておく←分離を防ぐため)
・135g 薄力粉 + 7gベーキングパウダー(あらかじめ合わせてふるっておく)
・35g アーモンドパウダー
・塩 一つまみ
・1個 オレンジ(皮は削る、果汁)

1.オーブンを160度に予熱し、18㎝の型(底が抜けるタイプ)の底にバターを塗り、カソナードをふりかける、周りにはベーキングシートを貼り付ける
写真1.1
2.薄切りにしたオレンジを型の底に並べる
写真2.1
3.大きいボールに、バターとグラニュー糖を入れ白っぽくなるまでかき混ぜたら、マーマレードを半分(2Tbsp)入れて混ぜ、卵を一つずつ加えて混ぜる
※卵を加えて混ぜている段階で分離してしまったら、分量の薄力粉を少し加えるともとにもどる
写真3.1
4.続いて、薄力粉、アーモンドパウダー、塩ひとつまみ、オレンジの皮と果汁を入れてそれぞれ混ぜる
写真4.1
5.型に流して、160度のオーブンで約60~70分焼く
写真5.1
写真6.1
※竹串を刺して何もついてこなければOK 付いてきたらオーブンに再度、数分入れてください
※オーブンに入れて30分を過ぎるとだんだんと表面が茶色に色づいてくるので、様子を見ながらアルミホイルで覆って焦げを防ぐ
6.焼いている間、小さなボールに2Tbspのマーマレードと、2tspの熱湯を入れて混ぜ、ゆるめのマーマレードにする
7.焼けたら2~3分ラックの上で休ませ、温かいうちに、オレンジを敷いた面が上になるように型から外し、ラックの上で休ませる
写真7.1
8.爪楊枝でいくつか穴をあけ、⑥のマーマレードを刷毛でぬり、冷ます
写真8.1
9.完成
出来上がり1.1

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