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中世にタイムスリップ? サーク島へ行こう!(その1)

ヨーロッパ最後の封建国家がイギリス内に!?

イギリスといえば、世界に先駆けて市民革命の起こった国。
ところがそんなイギリス領内に、最近まで封建制を維持していた所があるのをご存知でしょうか?

封建制? それって中世とか、歴史の教科書の中の話でしょ? と思っていたらビックリ。
英仏海峡に位置するチャネル諸島。
ここは、英国王室属領ではあるのですが、独自の法律と議会を持つ自治領です。
その中でもサーク島は、2008年(本当に最近!)まで封建制を保っていたことで知られています。

世界でもっとも美しい星空が見られる場所

サーク島のユニークさは、それだけにとどまりません。
面積5平方キロほどのこの島は、なんと車両の乗り入れ一切禁止
移動は馬車かトラクターか徒歩、あるいは自転車(なんと、数年前までは自転車も禁止だったとか!)に限られています。
島内にも舗装されている道はありません。
また、街灯もほとんど無いため、日没後は完全な暗闇となります。
私たちは島のB&Bに宿泊したのですが、予約を入れた際に、「懐中電灯とウォーキングシューズを忘れないでね!」と念押しされました。
実際に来てみて納得、「今って21世紀だよね?」と思わず訊きたくなるような浮世離れした風景が広がっています
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この環境により、サーク島は国際ダークスカイ協会によって「光害のない土地」という認定を受けました。
つまり、世界中で最も美しい星を見られる土地のひとつ
これは、島として、そして居住区として初の認定となります。
もちろん他にも認定を受けた場所はあるのですが、ほとんどが国立公園内などで、人間が日常的に暮らしている場所ではないんですよね。
この島がいかにユニークか、ご想像頂けるのではないでしょうか。

小さいけれど魅力たっぷり!サーク島へ出かけてみよう

港について、一歩踏み出せば、そこはまるで「赤毛のアン」の世界
石造りの家並みや、豊かな緑の並木道、のんびりと草をはむ羊たちなど、数百年前にタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。
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また、海辺の絶景(夏期はマリンスポーツも)を楽しむこともできますし、島ならではのシーフードも魅力。
「ジャージー牛乳」で有名なジャージー島が近くにあるくらいなので、乳製品も絶品!
島内では定期的に、「クリームティー」(クロテッドクリームを添えたスコーンとお茶)のコンテストが開かれるそうです。
イギリスなのにイギリスではない、独自の魅力にあふれたサーク島
あなたもぜひ足を伸ばして、中世の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただ残念なのが、車はもちろん飛行機も電車もないため、アクセス方法が限られること

そんなわけで、次回はサークへの行き方をご紹介します。

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ふみむら

現在、夫と2人の子供と一緒に、イギリス南西部のデヴォン州に滞在しています。紅茶とミステリーと歴史が好きなので、街を歩いていると古代遺跡の城壁などが無造作に現れる州都エクセターがすっかり気に入ってしまいました。 東京に戻った際、再び満員電車に適応できるかどうかを気にしつつ、家族4人で楽しく過ごしています。

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