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おいしい英国レシピ No.12 Poppy Seed cake

今回はポピーシードケーキのレシピです。

ポピーシードとは、ケシの実のこと。このケシの実には白と黒の2種類あり、日本では主に白いケシの実が使われ、あんパンの上にまぶしてあったり、松風のまわりに付いている小さな粒で、食感がプチプチしていて、とても香ばしいですよね。
イギリスでは、黒(紫のような色)のケシの実を主にお菓子に使います。

実は、このポピーシードの“ポピー”(花)はイギリスではとても重要な花です。


まずポピーとは、ケシ科の植物の総称です。
約150種類のポピーが有りますが、ヒナゲシ、ナガミヒナゲシ、モンツキヒナゲシ、オリエンタルポピー、アイスランドポピーは、アヘンやモルヒネなどの成分を含まないため、園芸品種として栽培されています。

その中で「赤いヒナゲシ」は、イギリス連邦の国々(また欧州)では“戦死者の象徴”とされています。
第一次世界大戦終了後、フランス北部やフランダース地方の戦場になった土地一面に、赤いヒナゲシが咲き誇ったため、ヒナゲシ=戦争と意識されるようになりました。

また、1915年カナダ人の医師(Lieutenant-Colonel John McCrae)によって書かれた同国人の戦死者を悼む「In Flanders Fields」という詩に、戦場に咲くヒナゲシを描いたことが、イギリスの雑誌に掲載され、さらにヒナゲシが戦死者に祈りを捧げる花としてイギリスで根付き、毎年11月の第二週の日曜日もしくは11日(※参照)に近い日曜日には、「Remembrance Sunday」(1919年、当時の英国王ジョージ5世が戦死者を悼み、平和を願って行われたのが始まり)としてホワイトホールにある戦死者の慰霊碑前で追悼式典が行われ、エリザベス女王や首相などが、ポピーの花輪を慰霊碑の前に捧げています。

よって、10月以降その追悼式典まで、赤いポピーのブローチをつけた人をイギリス中でよく見かけます。
※毎年11月11日11時には「Remembrance Day(Poppy Day):戦死者追悼日」(第一次世界大戦で負けたドイツが勝者の連合国軍側と休戦協定を調印した日時)として2分間の黙とうが行われています

今回紹介するレシピはプチプチとした食感とレモンとヨーグルトの酸味が効いた甘酸っぱいケーキです。
ストレートの紅茶と共にお召し上がりください。

 

(材料) 20㎝型
130g バター(食塩不使用)※常温に戻しておく
130g グラニュー糖
150g 薄力粉 + 5g ベーキングパウダー(あらかじめ混ぜてふるっておく)
3個 レモンの皮(生地用) 2・1/2Tbsp レモン果汁(アイシング)
3個 卵 ※常温に戻しておく
1.5Tbsp ポピーシード
85g ナチュラルヨーグルト

アイシング
150g 粉糖
2・1/2Tbspレモン果汁

1.オーブンを180度に予熱し、20㎝の型にベーキングシートをしく
2.大きいボールに、ポマード状にしたバターとグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーで白っぽく、軽くなるまでよくかき混ぜる
写真1.1
3.残りの材料をすべて入れて(薄力粉、レモンの皮、卵、ポピーシード、ナチュラルヨーグルト)、ハンドミキサーでよくかき混ぜる
写真2.1
4.型に生地を流し、180度に温めたオーブンで約35分焼く
写真3.1
写真4.1
※竹串をさして何もついてこなければOK
5.アイシングを作る~ふるった粉糖をボールに入れて、レモンの果汁を混ぜる
写真5.1
6.ケーキにアイシングをかける
写真6.1
写真7.1
7.できあがり

出来上がり2.1

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