イギリスの学校に進学しよう!知っておきたい出願のHow To 5(その1)

こんにちは。
おつみんです。

今回はビザの申請について詳しくお話ししようと思います。

前回、デポジットの支払いをすませると大学からCAS(Confirmation of Acceptance for Study)が届くというところまでお伝えしたと思います。

ビザ申請の前に気をつけておくべきこと

このCASには、いわゆる個人情報(氏名や誕生日、パスポート番号)や大学が入学許可判断した基準(日本での学位や語学力など)、そして現時点でいくら授業料の支払いを済ませているかといった資金状況などが記載されています
CAS番号を通してこれらの情報が一括管理されており、ビザの申請時にこの番号を入力するとイギリスのイミグレーションオフィスが留学生の情報を見ることができる仕組みになっています。

CASの記載内容に間違いがないかどうかはビザ申請を始める前にしっかり確認しておきましょう

ビザを申請のためのアカウントをつくる

ビザ申請をするには、まずこちらのサイトでアカウントを作り、アプリケーションフォームに必要情報を記入します。

大学で勉強するためのビザは、「Tier 4 General Student」と呼ばれるものです。
区分は絶対に間違えないようにしましょう

ビザ発給に必要な要素

イギリスのビザはポイント制になっており、全40ポイントのうち30ポイントは大学が発行するCASで、残り10ポイントはイギリスで生活する間の経済力があるという証明で構成されています

フォームに入力する内容は、個人情報とCASに記載されている内容に基づくものです。
過去に海外渡航履歴がある場合は少し面倒ですがそれも詳細に記入しなければなりません。

資金証明は、

「学費(振り込んだデポジット分は差し引き)+毎月の生活費(ロンドンの場合は£1265、ロンドン以外の場合は£1015)×9ヶ月分」

が、銀行口座に最低28日間以上入っていることを証明しなければなりません
これには銀行で発行してもらえる英文の残高証明書が必要となります。
しかし、日本はHighly Trusted Countryとしてイギリス政府からの承認を受けており、日本国籍を持っていて、イギリス政府公認の高等教育機関(Higher Education Institution)からCASを発行されている留学生の場合はこの資金証明の提出が免除されています
私も念のため提出を求められた時の準備はしていましたが、実際の申請には使いませんでした。

健康保険料を支払う

フォームの入力が終わると、IHS(Immigration Health Surcharge)の支払いを求められます。
これはイギリスに滞在している間の健康保険料で、6ヶ月以上滞在する留学生はこの保険への加入が義務付けられています

アプリケーションの続きで手続きが可能です。

その2につづく



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