イギリスの花火は冬の風物詩

花火といえば日本は夏。
浴衣を着て花火大会を観に行きますよね。
でも、イギリスでは防寒着を着て重装備で花火を観に行きます。

それは秋・冬にあるからです。

イギリスの花火大会は年に2回

イギリスで花火の時期はまず最初に11月5日にボンファイヤーナイト(焚き火祭)があり、これはガイ・フォークスデイ(関連記事はこちら)が起源で行われるようになりました。
その年1650年代からはボンファイヤーだけではなくて、打ち上げ花火なども行われるようになったそうです。

次にイギリスで打ち上げ花火と言えば、大晦日のニューイヤーイブのカウントダウン後にロンドンにある巨大な観覧車(ロンドンアイ)で盛大な打ち上げ花火があげられます。
毎年盛大に行われていて、テレビでも中継で放送されますので、イギリスでは毎年その花火を観て年越しをするという家庭も多いのではないかと思います。

花火を買うのに実は厳重なイギリス

11月5日前後には各家庭の庭で打ち上げ花火(ファイヤーワークス)や手持ち花火(スパークラー)をしてこのボンファイヤーナイトの行事を楽しみます。

この時期になるとショップで打ち上げ花火やら手持ち花火が売られます。
ただしイギリスでは法律でこれらの花火を買う事ができるのは18歳以上からです
お店では花火を買えるように特別にコーナーを設置されていて、鍵がかけられていて厳重に売られています
18歳でも若く見られるようならIDカード(年齢証明証)の提示が必要となります。
花火自体も安くはないので、気軽に買うようなお値段でもなかったりします

各地で行われる打ち上げ花火と手持ち花火

毎年ハロゲートの町の行事にて11月のボンファイヤーナイトのときには打ち上げ花火が上がります。
その敷地では大きなボンファイヤー(焚き火)もあります。

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秋から冬になりつつあるこの時期はとても寒いので、花火を観に行くにはマフラーや帽子、手袋は必需品です。
今年のボンファイヤーの日は天気はとても良かったのですが、風が強くとっても寒かったです。
子供達が参加してるクラブでもボンファイヤーナイトがありました。
打ち上げ花火やスパークラー、焚き火をして行事を楽しみました。

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手持ち花火のスパークラーの持ち手の部分は金属製で針金のようなので、子供に持たせる場合にも火傷防止で手袋が必要だったりします

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この時期の食べ物はホットドッグ!

花火といえば野外なので定番中の定番食べ物がホットドッグなのです。
子供のアクティビティーでもホットドッグが出されました

また、お菓子ではトッフィーもしくはチョコレートアップルが定番です。
串刺しにされた生の林檎(イギリスの林檎は小さいのです)にキャラメル飴のトッフィーかチョコレートがまぶされた物を食べたりします。
日本のりんご飴みたいな物です。

ハロウィンでも同じ様なのも食べるのでこの時期のお菓子という感じです。

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