イギリスで風邪を引いたら何を飲む?

 

 

 

 

風邪の一番の薬はゆっくり休むこと、と言うし、実際出歩かずに家で寝ていると治りも早い気がします。
それに私はできれば化学的なものは体に入れたくないので、普段はあまり薬は飲まないタイプ。

とはいえ、大人になるといろいろ用事もあるし、そうそう仕事を休むわけにもいきませんよね。
体がとても辛い時は、やっぱりお薬を飲んで、熱を下げたり、症状を柔らげたりしたいもの。

そこで今日は、私が風邪を引いた時に使っている薬をご紹介します。

Lemsip(レムシップ)というシリーズです。
(lemはレモンから、sipは「ちびちび飲む」という動詞(to sip)からとっていると思われます)

左側が一番スタンダードなもので、1回分ずつ袋に入ったパウダー状の薬をお湯(熱すぎない方がいいらしい)に溶かして飲みます。
ちょっと甘さのあるレモン味。
他にブラックカラント味などもあって、そちらは赤ワインのような色です。

初めてインディーがこれを飲んでいるのを見た時、なんかあったまりそう♪と思って、具合の悪い時に試してみたら、夜よく眠れたので、それ以来お気に入りに♪
お薬自体にすでに甘みが付いているのですが、甘党のインディーさんは、これにさらにマヌカハニーを溶かして嬉しそうに飲んでいます。
日本人的には、ショウガを入れたりしてもいいかもしれませんね。
風邪の時には水分を取るのも良いらしいので、それも兼ねることができて便利。

私は子供の頃からずっとお世話になっていた(もちろん日本の)錠剤の風邪薬があって、それもとても効くのですが、飲む度に必ず、えーっと、どうもお通じが滞るのが悩みでした。
でもこのLemsipは、私にはその副作用は起きないので、今では日本の風邪薬をやめて、すっかりこちらを頼りにしています。

このお薬、他にも名前にMAXと付いたものがあって、そちらは成分がちょっと強いようです。
私はこの国では体もかなり小さい方だし、そんなに強いものを飲まなくてもいいかな、と思って、普段はだいたいスタンダードなほかほかドリンクを飲んでいます。

が!このドリンクの弱点は、外出先で飲みにくいこと。
オフィスや、お湯がもらえそうなカフェでは良いと思いますが、外出しているとそうでないことも多いですよね。
その時のために、はい、カプセルもございますよ(決してLemsipの回し者ではありません・笑)。

写真の右側に写っているのは、この前チェルトナムに行った時に買ったカプセルで、この時は旅行中だったし、咳がひどかったので、咳用のMAXを買いました。
そしてこれ、よく効きました!
飲んでしばらくすると体が楽になり、薬が切れる頃になると体がぐっとだるくなるのです。
はっきりしていて怖いくらいでしたが、症状がけっこう重かったので薬の効き方がわかりやすかったんでしょうね。
でも、これから本当に辛い時はこれだな!と思いました。

ちなみに前に咳がひどかった時に、このトローチがすごく効いて助かりました。

このStrepsils(ストレップシルズ)というシリーズ、この青いものは特に咳用で、一番ポピュラーなのは黄色いもの。
他にもストロベリー味とか、いろいろあります♪
薬用でないのど飴よりも甘くないし、ミントも強すぎないので、続けてなめても口の中がつらくなりません。
そして私の症状には、ほんとによく効きました。

日本だと風邪を引いたら気軽にお医者さんに行って処方薬をもらえますが、こちらのお医者さんではだいたい「風邪なら市販のXXXという薬を買って飲むように」とアドバイスを受けることが多いそう。
そう聞いているので、私は風邪でお医者さんに行ったことがないのですが!
以前お医者さんから送られてきた情報紙にも「こんな症状の時は医者に行くよりも、こうしましょう」というリストがあって、「風邪は薬局で薬剤師に相談しよう」と書いてありました(笑)。

そういう事情だからか、薬局にいる薬剤師さんは、よく相談に乗ってくれることが多いのです。
体質は人それぞれだと思うので、風邪かなと思ったら、まず薬局で薬剤師さんに相談するのが一番良いかもしれません。
でももし手持ちのお薬がなくなって、何を試していいのか迷ったら、このお薬のこと、思い出してみてくださいね。

そして風邪を引いた時には、なによりまず、あったかくして、体をゆっくり休めてあげてくださいね。
どうぞお大事に♪

※上記記事は、ブログ「ロンドン 2人暮らし」から、londonsmile様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:イギリスで風邪を引いたら何を飲む?
記事URL:http://smileinuk.exblog.jp/19759113/

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