イギリスの編み物の祭典, Yarndale 2017 に行ってきました。

先週、ずっと楽しみにしていたknitting show,
Yarndale2017に行ってきました。

今年はこれも含め何回かknitting show に行きましたが、ほとんどがリーズとその近郊。
リーズ周辺は今でも毛糸の会社があったり羊毛産業が盛ん。
だからknitting showも多いのかもしれません。

今年は意識していろんなknitting showに行ったのですが、
こちらのshow は別格です。
イギリスで開催されるknitting showの中でも最大規模です。
何カ月も前から行くのを楽しみにしていました。

今回のshow の開催地はノースヨークシャーのSkipton
一日会場で過ごす予定だったので、朝早起きして、
一人で電車で行ってきました。
シェフィールドからリーズ、リーズで乗り換えてskiptonへ向かいます。

こちら、シェフィールドからリーズまでの電車。
シェフィールドもリーズも結構大きな街なんです。
でも電車はたったの2両編成でした。

リーズまで1時間程、リーズからスキップトンまでは30分くらいです。

スキップトンはマーケットタウン。土曜日に市がたちます。
それほど大きい街ではないので1日あれば十分マーケットを見て
街の中も散策できると思います。

こちらスキップトンまでの車窓。ヨークシャーデールの
とてものどかな景色が広がっています。
車でも行けますが、電車でのんびり行くのもおすすめです。

リーズからの路線はこの赤と白のちょっとノスタルジックな駅舎に
なっている駅が多かったです。

こうやって見ると椅子もかわいい。

Skiptonの駅からはYarndaleの会場まで特別にシャトルバスが
出ています。
歩いても会場の家畜のオークションセンターまで15分くらいだそうです。

駅に着いたときにちょうど朝一番のシャトルバスが来たところでした。

知らない人同士ですがバスの中もこれから行くYarndaleのことについて
あれやこれや情報交換して盛り上がっていました。

会場に着いたらものすごい行列に恐れをなしました。
最近テロ事件などが多発しているので会場に入る前に荷物チェックがあり、
何時になったら入れるかな…という感じ。
行列に並んでいる間も知らない人同士おしゃべりが弾み、
皆さん遠くからYarndaleを目的に来ているよう。
私の隣にいた人はアイルランドかスコットランドから(アクセントから推測)
その後ろにいた人はwhiltshireから来たと話していました。

色々情報交換しているうちに団体入場口を開放してくれて結局20分から30分くらい
列に並んだだけで入れました。

私はシェフィールドからなので日帰りできる距離ですが
そうでない所から来る場合は早めに宿を取らないと小さい街なので
泊まるところが見つからないそうです。
Skiptonに限定せずリーズで宿を探せば直前でもあるのではないかなと思います。

以下会場で撮った写真です。
至る所にかぎ針編みで編んだバンターなどが飾ってありました。

この丸いのはこちらではマンダラというようです。

壁一面に飾ってあると圧巻です。


一つ一つのお店に家畜のケージがあてがわれています。
中には羊そのものを展示しているお店もありました。
この羊結構立派な角がありますが、とても大人しく
沢山の人が写真を撮っていましたが全く動じず。

こちらは、今回素敵だなと思った南米のかごを売っているお店。
こちらで買ったかごに会場で買い物したものを入れて歩いている人もチラホラ

ヨークシャーの羊からできた毛糸を売っているお店が多いのですが、
コーンウォールから来たお店やウェールズから来たお店もありました。
共通するのは現地で取れる毛糸を使っていること。

後は本当にたくさんの個人で染めている人のお店だったり、
毛糸つながりでニードルフェルトのお店やその材料を売っているお店も何軒か
こんな、キモカワ系も飾ってありました(笑)

こんな可愛らしいものも会場の片隅に。

こんなのを見てしまうとニードルフェルトも
いつか習いに行きたいなぁと(笑)
どんどん収拾がつかなくなっていくようで恐ろしい(^-^;

これ、とても素敵なポンチョでした。
この他にもたくさん、サンプルが飾ってあり、
こんな色の組み合わせもいいなぁとか、
編んだらこういう感じになるのかと、とても参考になりました。

そしてボタン。
ボタンを見つけるとつい立ち止まってあれこれ物色してしまいます。

こちら、今回とても可愛いなと思った靴下。
こんなのを作れるようになりたい。

こちらはラトビアのミトンキットを売っているお店のディスプレイ。
私は編み込みは出来ないので買ってきませんでしたが、
今回会場の中で一番お得感があるお店でした。
柄も素敵ですよね。


今年は初めて行ってみたので、1日券だけでしたが、
2日券を買って2日来てもいいなと思うくらい、会場の熱気と人がすごかったです。
来年はワークショップに参加したりするのもありだなと思っています。

Yarndaleから1週間経っていますが、いまだにあの熱気、人の多さに
興奮冷めやらぬ感じ。

yarndaleで買ったあれこれのことは、また別の記事で書こうと思います。

※上記記事は、ブログ「CrazycatladyのSheffield 日記」から、ひろこ様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:イギリスの編み物の祭典, Yarndale 2017 に行ってきました。
記事URL:https://hiro0719sfd.blogspot.jp/2017/10/yarndale-2017.html

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