イギリス人と仲良くなりたければ「苗」をもって行け!(その2)

その1のつづきです

花咲き乱れる英国は彼らの情熱のあかし

イギリスに行ったことのあるみなさんは、なぜ比較的気温が低く、冬の長いイギリスで、一年中そこかしこに花が咲き乱れているのか、不思議に思ったことはありませんか?

そこには、我々の想像もつかない、見た目に対する強烈なこだわりがあったのです。

ガーデニングにセンチメンタルは不要

生活の中心にガーデニングがあるイギリス人ですが、園芸に対する考え方は、実はとてもシビアです。

先ほどの、なぜ年中花が咲いているかですが、その答えは、その花が枯れると、別の花を植え替えるからなのです。
えっ!そうしたら枯れた花は?と思われるかもしれませんが、そこはバッサリと根ごと掘り返して捨てるそうです。

あるイギリス人男性が「園芸はセンチメンタルになってはいけない!」と力説していましたが、なんだかスポーツをしているようなストイックな感覚に襲われました

2年目はろくな花にならない

個人的には、また次の年も花を咲かせるのだから、そのままにしておけば…と思うのですが、実は多くの花は、見た目を華やかに見せるために交配させた種であるため、代を重ねると先祖がえりをし、どんどん地味な原種に近くなっていくのだとか。

そのため、イギリスの家庭の庭では、しょっちゅう花を植え替える、ということになるのです。

お隣さんと仲良くなれば、庭も美しく保たれる!?

ガーデニングと関連して、庭の芝の手入れも、イギリスの家庭では重要な仕事です。

年に1回は、鍬起こしをして、枯れた根を掘り起し、古い根を取らないといけません。
これは芝刈り機ではできないので、鍬はレンタルすることになります。

お隣さんと仲良くなると、この鍬も1日レンタルし、時間ごとに分けて使い、レンタル代を安くすることもあるのです。

また、長期の旅行に行くときなどは、お互いの家の鍵を貸し合い、お互いの庭の水やりもするので、安心して出かけられますね。

もちろん、親しくなれば、頻繁にお互いの花の苗を譲り合います。

そのような細かな気配りがあるからこそ、あの美しい庭を保っているのですね。

いかがでしたか?
ガーデニングの精神を知れば、イギリス人とも仲良くなれる!?
みなさんも、ぜひ参考にしてみてください!

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