Rosalie

アメリカ英語とイギリス英語が思っていたよりも違って面白い!(その2)

住んでみて分かった+見えてきたロンドン
“Nothing ever becomes real ‘til it is experienced” – John Keats
第3回: アメリカ英語とイギリス英語が思っていたよりも違って面白い!(その2)

その1のつづきです

みなさん、こんにちは。@りえです。

前回、アメリカ英語とイギリス英語で、綴りと発音の違いについて、ほんのちょっとですがお話ししました。音の違い、微妙ですが、分かっていただけましたでしょうか?

同じ英語と思っていましたが、アメリカ英語とイギリス英語は結構違っていて、アメリカ英語では通じないこともあったりするのです。

今日は、言葉自体が違うものについてお話ししますね。

「トイレ」で通じる?

こちらに来てすぐ、観光気分でデパートに行った時、トイレの場所を聞きたくて、「Where is the bathroom?」と聞いたら、「トイレ」の単語が違って、もう1つアメリカ英語で使う「restroom」に変えてみても通じず困っていたところ、もう一人店員さんがいらして、「ここではtoiletというのよ」と教えてもらったことがあります。

つぎは、きっと使うこと、聞くことが多いと思う「ゴミ」という言葉。
イギリスでは「rubbish」と言いますが、アメリカでは「trash」「garbage」
「ゴミ箱」も違って、アメリカでは「trash can」「garbage can」と言いますが、イギリスでは「bin」「rubbish bin」と言います。

どっちやねん!

洋服も少し違うんです。
「ズボン」は、イギリス英語では「trousers」と言いますが、アメリカ英語では「pants」です。
で、「パンツ」は、イギリス英語では日本語と同じく「pants」、または「knickers」と呼びますが、アメリカ英語では「underwear」か「panties」と言います。
カナダ出身の友だちとこちらで会話をする時は、「pants」と言った時に「どっちのこと?」って確認する必要もあるくらい、ちょっと困る時もあります(笑)

雨の多いロンドンでは役に立つことが多い「長靴」。
イギリス英語では「wellies」「wellington boots」と呼びますが、アメリカでは「rain boots」です。

子供の必需品も結構ちがう!

子ども編にいきましょう。
まずは「おむつ」。
イギリス英語では「nappy」ですが、アメリカ英語では「diaper」です。

「おしゃぶり」は、イギリスでは「dummy」ですが、アメリカでは「pacifier」と呼びます。

そして、「ベビーカー」も違います。
アメリカでは「stroller」と言いますが、イギリスでは「pushchair」「pram」「buggy」と呼ばれます。

お並びください

最後に、役に立つであろう言葉、文章編です。
お店や博物館、カフェで使うと思いますが、「並んでいますか?」という表現。
これが違うんです!
アメリカでは、「Are you in line?」と言うので、ついその表現が染み付いてしまっている私が間違えて口にしてしまうと、「え?」という顔をされることがあります…
イギリス英語では、「Are you in the queue?」と言います。
「こちらからお並びください」という看板もこんな感じです。

同じ英語なのに吹き替えされている!

子供向けの番組も、イギリスとアメリカで吹き替えを変えているものが多いんですよ。言語は同じでも、いろいろな言い回しや発音が違うのでしょうね。
(余談ですが、子供向けの番組は、英語の聞き取りのいい勉強になっておススメです!)

これから暖かくなって、バスや地下鉄に乗ってお出かけするのが、ますます楽しい季節になってきますね。

バスや地下鉄のお話はまた次の機会に〜!

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