日曜日に食べられるイギリスご飯

食事がおいしくないと言われているイギリスですが、いつもどんなものを食べているのかご存知ですか?

今回は、イギリス人が日曜日に食べるオーソドックスな料理をご紹介します!

サンデーロースト

イギリスの伝統料理の一つに日曜日に食べられるご飯があります。
それは、サンデーローストディナーというものでオーブンでお肉を料理する料理です。
日本でもお馴染みのローストビーフはもちろん、ローストポーク、ローストチキンが普段の食べ物ですが、イースターサンデーのときにはローストラム、クリスマスのときにはローストターキー、もしくはローストグースなどが食べられます。

001

大きな固まり肉をローストするのでディナー料理だと思われると思いますが、実はこれちょっと遅めのランチに食べられるんです
よくホームステイ先で日曜日になるとホストマザーはお昼前から仕込んで3時くらいにみんな食卓に集まって食べたりしていました。

002

レストランやパブなどで目の前でお肉の切り分け(カービング)してくれるところをCarvery(カーベリー)と言いますがお昼くらいの時間がからはじまってるところもあるので、一眼に遅い時間に食べる物というわけでもないのですが。

食後のデザート

でもイギリスではこの後にデザートも食べます!プディングという類のデザートなんですが、フルーツのクランブルだったり、アップルパイだったりトライフルだったりと色々!
ローストミール自体がすでにボリュームがあり食べたらかなりの満腹感がありますそして、デザート付き!
夕食代わりの食事で間違いはないです

ローストミールの付け合わせ

オーブンを使ってお肉を調理というとたいそう凄い大変な料理だと思われますが、実はオーブンに入れてしまえば1時間、2時間(お肉の大きさで時間が変わります)は何もしなくていいという料理なんです
つまり、準備さえしてしまえばあとはオーブンにお任せ。
ローストミートと付け合わせのお野菜やヨークシャープディング(私のクックパッドのレシピです。よかったら作ってみてください)を作って食卓に一緒に!
ヨークシャープディングはシュークリームのシュー生地に似た食感の付け合わせです。

003

あとは副菜で緑の野菜やにんじんなどを蒸したり、茹でたりが一般的です。
また、イギリスの主食といってもいいくらいのじゃがいもが付きます
それはマッシュポテトだったり、ローストポテト、茹でたポテトだったりというバリエーションがあります。

お肉のソース

お肉の焼き汁を使ったグレービーソースをかけていただきます。
また、お肉によってマスタード(イングリッシュとフレンチとがあります)、ホースラディッシュソース、豚肉によく合うアップルソース、ターキーによく合うクランベリーソース、ラム肉に合うミントソースなどを添えていただきます。
レストランで食べる際に何のソースがいいですか?と聞かれます。言ったソースを持ってきてくれるのでこういうソースの名前を覚えておくといいかもしれません

あまったお肉は別の料理に変身!

もちろん、お肉を焼いてすべてその時に食べきるかといったら食べきれません!
次の日に食べられたり、お肉をパンに挟んでサンドウィッチしたり。
また、昔はこういうお肉を細かく切ってひき肉みたいにしてから残り野菜と一緒にして上にマッシュポテトを乗せてオーブンで焼くというコテージパイにしていたという話を聞いたことがあります。
今では普通にコテージパイやシェパーズパイという料理がありますが、昔はお肉を挽肉にする機械がなかったから残ったお肉を活用するそういう料理が生まれたんでしょう。
イギリスの料理、コテージパイは実は残り物のローストミールを活用して生まれた食べ物だったのです

いかがでしたか?
食べごたえがあって、家族全員大満足の食事になること請け合いですので、ぜひ一度お試しください!

◆ブログやってます◆
メディのイギリス暮らし

関連記事

  1. イギリスでよそ様のお庭を自由に歩く方法(その1)

  2. イギリスの学校に進学しよう!知っておきたい出願のHow To3

  3. イギリスの美味いもの

  4. ロンドンの地下鉄に隠された秘密

  5. イギリスの大きな駅の利用ポイント!

  6. イギリスの学校に進学しよう!知っておきたい出願のHow To 5(その2)

  7. イギリスEU離脱「Brexit」特集一覧

  8. イギリスのバカンス 森の中で長期休暇をとる過ごし方

  9. ママレードケーキ

    おいしい英国レシピ Vol.6 Marmalade Cake(マーマレード ケーキ)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP