イギリスと言えばビートルズ、ロックなど、音楽が魅力の一つです。
だけど、イギリスには興味があるけれど、音楽はまだちょっとよくわからない…。
そんな方に向けて、イギリスの音楽の世界について、現地で見聞きした、あなたもイギリス音楽に興味を持つ!そんなトピックをまとめてみましたので、ご紹介します。
イギリス人はアメリカンポップが大好きだった
1950年代~1960年代にかけて、実はイギリスではエルビス・プレスリーをはじめとしたアメリカンポップが大盛況でした。
イギリスと言えばビートルズ!というほど、独自の音楽が盛況だったのではと思われるかもしれませんが、ビートルズ以前は、世界中がアメリカンポップスに夢中で、イギリスも例外ではありませんでした。
そんな流れを一気に覆したのがビートルズだったのです。
いかに彼らが飛びぬけた存在だったのかがわかりますね。
ビートルズ人気は海外から始まった
今でこそ、イギリス人も含め、世界中の人がビートルズを愛していますが、ビートルズの人気に火がついたのは、意外にも海外からでした。
当時、まだまだ階級社会が根強かったイギリスでは、ポップスは労働者階級の聴くもの、という意識が強く、多くの人はビートルズに関心を向けていませんでした。
しかし、階級意識の薄い海外での多くの評価を見るにつけ、その商品価値に気付いたイギリス国内の人々は、ようやくビートルズを評価し始めたのでした。
この流れ、日本でもよくあるパターンですが、あのビートルズが!?と、意外な感じですね。
フランスへのあこがれが強いイギリス歌謡界
日本の歌でも、歌詞にちょっと英語を入れるとおしゃれ、みたいな流れがずっとありますが、御多分にもれずイギリスでもその傾向は同じのようです。
ただしイギリスの場合は、フランス語をちょっと入れるのがポイント。
たとえばビートルズの名曲「ミッシェル」にも、冒頭にフランス語の歌詞が入っていますね。
他にもイギリスの歌にどんなフランス語が入っているか、探してみるのもおもしろいですね!
懐メロ歌手の稼ぎ方は、イギリスでも同じ
往年のヒット歌手が、日本中をコンサートで回る姿は日本だけのものではありません。
イギリスでも同様で、ディープパープル、イエスなど、現役世代がよだれをたらすようなアーティストも、懐メロコンサートで稼いでいるのです。
チケットもインターネットで入手できるので、イギリスに行く機会がある人は、話のネタに一度行ってみることをおすすめします!
いかがでしたか?
イギリスの音楽の世界も、意外と日本と通じるところもあって、親近感がわいたのではないでしょうか。
これを機に、イギリスの音楽の聖地めぐりなどをしてみると、より深くイギリスを知ることができるかもしれませんね。