イギリスでは子供の誕生会に力を入れる傾向があるようです。
お金をかけようと思えばいくらでもかけれちゃうキッズパーティー。
もちろん、誕生会の主役の子はパーティーを楽しみにしていますが、呼ばれた子もとっても楽しめちゃうパーティーがイギリス流。
プレスクール（幼稚園）の年齢なら呼ばれた側の親の付き添いが必要だったりしますが、小学校の年齢になると親はそのパーティーの送り迎えだけになります。
キッズパーティー専用のサービスがある！
パーティー会場はネットで住んでいる地域を検索するといろんなものが出てきます。
そんな会場ではキッズパーティープランがすでにあり、数時間（だいたい１時間半から２時間）でパーティーフード（サンドウィッチやピザなどが主流）が出されて、パーティーを仕切ってくれる進行係込み。
後片付けなどが不要で子供たちを仕切ってくれるので、親はケーキを用意してカメラで写真を撮るだけでいいのでとっても楽です。
会場はスポーツ施設や教会などさまざま
また、そういうパーティー会場は色々な場所にあり室内の遊具施設だったりスポーツ関連の場所だったりします。
スポーツならジムナスティックの体操パーティーだったり、トランポリン会場だったり、スイミングプールパーティー、乗馬などもあったりします！
また、陶器の絵付けパーティーもあったりします。
地域のホールや教会のホールの貸し出しもあったり、自宅でのパーティーだったりもして色々です。
キッズパーティー専門にやっている所などは子供一人につき幾らと値段が設定されていたりします。
また、ホールなどは場所代のみだったり。
もちろん、自宅の場合などはお金はかかりませんが、自分でゲームを用意したりお土産など準備したり、後片付けしたりが必要です。
キッズパーティーをサポートするプロフェッショナルがいる！
親はパーティーを主催する側ですが、パーティーを進行してくれる人を雇うというのもあります。
それはピエロの人だったり、手品師だったり、スポーツ関連のボールを扱う人だったりまたはDJだったりも！
パーティー用にお仕事してる人がいたりします。
やはりそういう人は子供の興味を引くのが上手で仕切りも上手です。
またお家でパーティーをする際にお庭が広ければ、バウンシングキャッソル（イギリス英語の発音だとカーソルが近いです）という空気を常に送り込んで膨らんでるトランポリンみたいなものを業者さんに借り設置したりもします。
女の子のパーティーでは子供用のメークさんが来てくれてメークやマニキュアなどしてもらうパーティーもあったりします。
定番のパーティーゲーム
誕生会などで定番なパーティーゲームを少し紹介します。
・Pass the parcel (パス・ザ・パーセル）
子供たちは輪になって座ります。
プレゼント（大抵、お菓子）が一つの包装紙に対して１つ入ってて、それが何重にも包装紙に包まれています。
音楽が鳴ってる間にその包み紙を子供たちはまわしていき、音楽が止まったらその子が包装紙を１枚開ける事ができます。
親はどの子が当たるか見ながら音楽を止める事ができるので、参加者全員に必ず当たるというゲームです。
最後の包み紙に入ってるのは少し良いもので筆記用具とか小さなおもちゃだったりもします。
・Musical Statue (ミュージカル・スタチュー）
音楽が鳴ってる間はダンスしたり体を自由に動かす事ができますが、止まったら動きを止めスタチュー（銅像）のように固まらなければいけません。
もし動いてしまったら、アウト！
最後に残った子が勝ちです。
・Musical Chair（ミュージカルチェア）
日本でもおなじみのイス取りゲーム。
わが子が動物に！？
ゲームではないのですが、Face Painting（フェイスペインティング）というのも定番です。
顔に思いっきりペイントしたりします。
それが動物の顔だったり、蝶が顔全部に描かれてたり、一部にちょこっとだったりと。
お迎えに行ったら、我が子が動物になってた！なんてこともあります。
バースデーケーキはお持ち帰り！
日本と同じようにバースデーソングをみんなに歌ってもらってバースデーケーキのろうそくの火を消すのは日本と同じです。
でもイギリスではバースデーケーキはその場では食べないんです。
一口くらいに切り分けて紙ナプキンに包んで参加者に持って帰ってもらいます。
パーティーに参加してくれた人はグディバッグというバッグがもらえます。
小さなビニール袋に大抵はちょっとしたシールやらおもちゃ、お菓子などちょこちょこっと入っています。
それにケーキを渡してパーティーは終了します。
パーティーに参加する子はこのグディバッグをもらうのが楽しみだったりもします。
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メディのイギリス暮らし