こんにちは!
ロザリー編集部です。
今回もまだ知られていないイギリスの魅力を伝えるため、マニアックなイギリス各地を紹介していくシリーズ「イギリス全国ダーツの旅(仮)」を続けていきます!
さて、今回取り上げる街や村は、果たしてあなたの知ってるイギリスなのでしょうか?!
第二回目は…
Penybontfawr(ペニーボントファー)です!!
…ぺにーぼんとふぁー?
日本語情報がない ペニーボントファー
ペニーボントファーってどこ?という方もいると思いますが、それもそのはずです。
なんと、日本語のウィキペディアはありません!
それどころか、ペニーボントファーで検索しても、紹介されてるような記事は全く見つかりません!
予測検索結果も何も表示されず発音だけの問題でもなさそうです。
我々はとんでもないところを指してしまったようです。
当然ながら、ツイッターでも日本語検索の結果は0です。
この場所は本当に実在するのか…
ありました!
Wow fabulous day today! This is a pic of Penybontfawr nestled in the Tanat valley taken from Bellevue today. pic.twitter.com/wiuQ0oknha
— Bellevue Holidays (@Bellevuewales) 2014年3月7日
どうやらウェールズ北部にあるバーウィン山脈のふもとに位置する村のようですね。
大自然に囲まれたのどかな雰囲気に癒されます。
よって村の名前もウェールズ語のようです。
どうりで聞きなれない名前でした。
更に調査を進めていくと、ここは人口440人の小さな村のようです(2011年実施の国勢調査より)。
知られざる隠れ家なのでしょうか。
Penybontfawr is a small village in Montgomeryshire, on the River Tanat, where the B4391… http://t.co/vtQPburybQ pic.twitter.com/GhC6W6xFAA
— Wikishire (@wikishire) 2015年10月17日
封鎖された鉄道とその想いを受け継ぐ場所
人口の少ない村にはあってしまう事ですが、かつて村にあった鉄道が1952年に閉鎖されてしまっているようです。
My favourite Penybontfawr in the Tanat Valley. Has a Railway Inn on Station Road, but the TVLR closed in 1952.
— Chris Jackson (@cmajrail) 2016年12月17日
ですが、なんと「Railway Inn(鉄道旅館)」という気になる名前の場所を見つけました!
鉄道のホームが旅館に…?それとも跡地に建ったホテル…?
After a long walk in the cold, lovely pub meal in the fantastic Railway inn in Penybontfawr with Jen and Mikey pic.twitter.com/Oaodg6khpX
— Jason Stamper (@JasonStamper4) 2014年10月29日
と妄想が膨らむ所ですが、そういう名前のパブでした。
イギリスでは、昔はパブの二階が宿屋をかねているところが多かったため、その名残で「INN」という名前のパブがけっこうあります。
名前からも、この鉄道が愛されていた事が間違いなくわかりますね!
ロードレースのルートでもある模様
ロードレースの写真も出てきました。
自然あふれる谷合の村だからこそ、ルートにもなっているのでしょうね。
Cheering Tour of Britain cyclists at Penybontfawr. Owain Doull, gold medal winner at the Olympics, speeds past. pic.twitter.com/OGRjVEljCS
— Ysgol Pennant (@YsgolPennant) 2016年9月7日
子供たちの持っている旗は、ウェールズの旗です。
龍のように見えますが、由来が気になってしょうがない所です。
壮大な伝説が隠されている匂いが立ち込めていますね…!
@TourofBritain just came through the village. #Penybontfawr
Go Wiggo! pic.twitter.com/gssvGOzRzg— Stephen Page (@sculpture_page) 2016年9月7日
老紳士たちの合唱団
調査を続けた結果…遂に発見!
ペニーボントファーを代表するであろう合唱団が存在しました!
Penybontfawr male voice choir at Middletown show today pic.twitter.com/S7GmncUymm
— David Lee (@daibach57) 2016年7月9日
ずらりと並んだ壮観なイギリス老紳士たち!
最高に渋い!
Big welcome to Penybontfawr MVC from Wales visiting Mayo. Performing live Christchurch, Castlebar, this Sat eve 8pm https://t.co/NcTDSxRVHx pic.twitter.com/Q0QmQXSaOJ
— Mayo Int Choral Fest (@MayoIntChoralFe) 2016年10月20日
この合唱団、この地域では有名な存在のようで、ウェールズの伝統文化に根付いた合唱が特徴で、各地で公演を行い、いくつかの賞も受賞しています。
しかも、CDも出しているとか!
お近くに行く機会があったら、ぜひ生の合唱を聴いてみたいですね!
今度のお休みはPenybontfawrで最高のpeaceful havenを!
いかがだったでしょうか。
インターネットで調べ上げても、中々に情報が見つかりにくい程、知られざる隠れ家のようです。
イギリスらしい荘厳でのどかな景色が広がっている事は間違いなく、人ごみのない静かな一時が味わえると思います!
ちなみに、気になるペニーボントファーの場所はこちらになります!
ストリートビューで疑似体験して見てください!
そして、ペニーボントファーに実際に立ち寄られた方は、ロザリー編集部まで情報をお寄せ下さい!待っています!
Love driving from Penybontfawr to Lake Bala. It’s not for faint hearted, as in parts there is *no* margin for error! pic.twitter.com/aRAOwz04wN
— Buddha aka Me (@Buddha_aka_me) 2016年7月19日
Back in the old homestead of Penybontfawr, even if it was just driving through towards Bala. Felt weird not stopping pic.twitter.com/voMCRkdWvp
— Buddha aka Me (@Buddha_aka_me) 2016年7月19日
In Welsh Wales in the sun……nearly time to spark up the BBQ! Penybontfawr -a peaceful haven pic.twitter.com/ZDcb0qqM
— James Thomas (@Jimbluebird) 2012年8月18日