ブリクストン・ビレッジ

毎月第3土曜日、Brixton Market(ブリクストン・マーケット)では、レトロ&ヴィンテージマーケットが開催されます。
久々に訪れたブリクストン。
クリスマス直前の土曜日ということで、街はにぎわっていましたが、残念ながら、ヴィンテージマーケットには、ごくわずかなストールしか出店していませんでした。
このマーケット、服がメインと聞いていましたが、私が行った日には、雑貨のストールがほとんどでした。

マーケットに出かける前日に、「冬は寒いし暗いしで引きこもりがちですが、せっかくロンドンに住んでいるのだから、もっと出かけようではありませんか」ということを同僚と話しました。
さっそく次の日に、マーケットに繰り出しましたが、あまりのストールの少なさにがっかりしました。
屋外マーケットは、暖かい時期のほうが活気があります。

日用品や食料品を扱っている雑多なマーケットはたくさん出ていました。
カリビアンやアフリカンの多いエリアだけに、黒人さんの姿が多く、彼らがよく食べる干し魚や調理用バナナ、ヤムイモなどがそろっていて、見ているだけでも楽しかったです。

ブリクストンといえば、一昔前まではロンドン一危険な地域として認識されていましたが、近年は、Brixton Village(ブリクストン・ビレッジ)がおしゃれに生まれ変わったことから、東ロンドンのように、小ぎれいな若者の街になりつつあります。
今回訪れたときは、数年前に感じた、荒んだ雰囲気はほとんどありませんでした。

ブリクストン・ビレッジは、常設のアーケードマーケットで、昔からある庶民的な荒物屋さん、八百屋さん、魚屋さんなどと、おしゃれでかわいらしい雑貨屋さんやカフェ、レストランが同じ敷地内で営業しています。
買い物袋を大儀そうに抱えた黒人のおばさんと、流行のファッションに身を固めた若者のグループが、違和感なくすれ違うところに面白さがあります。

ただ、前回訪れたときよりも確実に、黒人家族が交代で店番をしているような雑多でキッチュなお店の数は少なくなっていました。
小ぎれいなお店がそれに取って代わったということですが、ブリクストン・ビレッジの魅力は、庶民的なエネルギーを感じられる雑多な空間と、垢抜けた雰囲気とが同居しているところにあります。
このバランスが崩れると、しゃれているだけの、ありきたりな場所になってしまいます。黒人のおばちゃんたちのソウルパワーで、ブリクストンらしさを保ち続けていただきたいものです。

※上記記事は、ブログ「ロンドン発 -庶民的生活-」から、Lady Masala様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:ブリクストン・ビレッジ
記事URL:http://workingclass.blog109.fc2.com/blog-entry-536.html

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