ロンドン発祥の本格的な博多ラーメン屋、マンチェスターに開店!お値段高め、中国人に大人気

マンチェスターに、本格的な博多豚骨ラーメンを食べさせるレストランができました。

ピカディリー1Piccadilly 1(住所で、ビルの名前)、マンチェスターの壁でおなじみの、ピカディリー・ガーデンズに面しています。

Shoryu Ramen。
ロゴには「昇龍」という漢字が使われています。

11月の終わりに、たいへんな前評判で開店したそうです。

私と息子が行ってみたのは1月半ば、平日でした。

午後2時過ぎ・・・びっくりするほど、すいてましたよ。

お客のほとんどが、中国からの観光客でした。

私が注文したのは Shoryu Ganso Tonkotsu。£11-50。

息子が注文したのは、Piripiri Tonkotsu。£12-50。

こってり、日本のラーメン味でした。
麺も特製らしく、しこしこしていて、本格的でした。

私はほんとのことを言うと、ラーメンにはあまり詳しくないんです。

日本で本場の博多ラーメンを食べた記憶もないんですが・・・

息子はラーメンそのものを日本で食べたことがないんです。
夫がベジタリアンなものですから、ラーメン屋に入ったこともないんです。

ひとさじのませてもらった息子のピリピリ・トンコツは、ピリピリ辛かったです。
本格的な日本のラーメンの味ではないと思うんですが、それはそれでおいしかったです。

博多にピリピリ辛いおつゆのラーメン、あるんですか?

イギリスでpiri piriソースというと、ポルトガルのスパイスが効いた鶏肉のタレのことです。
ショーリューのオリジナルだとすればわかりやすい、優秀な命名ではありませんか!?

イギリス在住の、日本人ビジネスマンが始めたお店です。

ヘッド・シェフも日本人。
博多ラーメン専門の調理師のようです。

ロンドンのおしゃれなスポットに何店か展開していて、「本格的な日本料理」を食べさせるレストランとして、おしゃれな人達のあいだで大評判なんだそうです。

たしかにおしゃれです。

紐がぐるぐる巻きついた柱、ネコの爪とぎみたいですね。

イギリスのレストランには必ずある、ベジタリアン・オプションが、トンコツラーメン屋にもやっぱりありました。
white natural といいます。
£11-50。
おこぶとシイタケでダシをとった味噌のお汁にメンマときくらげと豆腐がはいってるんだそうです。
え、これ、かつおのダシをつかっていないお味噌汁じゃないの?

ラーメン一杯、お昼ごはんが11ポンド50ペンス、高いです。(息子のおごりです)

調べました。
今、1、630円・・・、ポンド安の今、日本の皆さんにとっての1、630円より11ポンド50ペンスがずっと割高に感じるのはわかってもらえるでしょうか・・・

「サイド」として、ギョーザ、タツタアゲ・フライ、ヤキトリ、クシカツなどなどが一皿10ポンド前後で注文できます。

ラーメン一杯でおなか一杯。

夜など、日本酒をやりながら、長居したいときなど大勢でいろいろとって、分け合うのも楽しいかもしれませんね。

しかし、値段が日本の居酒屋とは桁違いに高い!

マンチェスターに根付くのか!?

高級感のあるモダンな店内で働いている若い店員が全員「イッラッシャ、イ、マッセェェ?」「アリガットゴッザイマ、シタァ」と同じ訛で、元気いっぱい繰り返す接客マニュアルがそぐわないところが・・・気に入りませんでした。

おいしかったです。

※上記記事は、ブログ「イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》」から、江里様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:ロンドン発祥の本格的な博多ラーメン屋、マンチェスターに開店!お値段高め、中国人に大人気
記事URL:http://blog.goo.ne.jp/stockport/e/14c98b38e444b9d738317db187e1238d

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