イギリスでの新しいお金と注意点

イギリスの紙幣はプラスチック化

イギリスの5ポンド紙幣が新しくなったのは昨年の9月です。
今までの紙の素材が新しいプラスチック素材で市場にでまわりました
初めて新しい5ポンド札を手にした時はまるでおもちゃのお札のようにも感じました。
この新しい5ポンド札の特徴は破れないという点だそうです。
素材はポリマーという薄いプラスチック素材のお札で通常の紙のお札よりも丈夫。
でも120度の熱で溶けてしまうそうですが、汚れや水分は寄せつけないようにデザインされているそうです

古いお札はどうなるのか

新しい5ポンド札が出回るなか、まだ古い紙の5ポンド札も市場で出回っていますが、今年の5月5日を持って古いお札がお店やレストランなどでは使用不可になります
お店などでは原則的に5月5日までの間は古い5ポンド札をお客さんに渡さないように指示されているそうですがはもし、古い5ポンド札を渡されそうになったら、新しい5ポンド札もしくはコインでお釣りをもらうように言うことができます。
それでも、なんらかの形で手にしてしまったら、早めに使ってしまうか期限までに銀行や郵便局などで新しいものと交換してもらうことができます。
それでも期限後にもし古いジーパンの中やしまっていたバッグの中に古い5ポンド札を見つけてしまったとしても、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行で引き換えが可能だそうです。

そして、今後10ポンド札は2017年の9月、20ポンド札も2020年までには新しいプラスチックのお札を導入する予定だそうです

確かにイギリスのお札って日本のお札のように綺麗な状態とは言い難い物もでまわっていたりします。
半分に切れちゃいそうなものや洗濯物と一緒に洗っちゃいましたみたいなシワシワになってしまったものなども普通にお金として出回っています。
そういうお札がなくなるということでしょうね。

<比較画像追加>

古いお札と新しいお札

新しいコインも!

そして1ポンドのコインも3月28日から導入されました。
新しい1ポンドコインは12角形のコインで、2色の色で外側は金色、真ん中は銀色だそうです。
今までの1ポンドコインよりは薄くて軽く、でも今までのコインより少し大きめだそうです。

1ポンドコイン。旧型が左、新型が右

古い1ポンドコインは今年の10月15日でお店で使えなくなるそうなので、古い1ポンドコインが貯金箱にある場合には早めに取り替えておいたよさそうです

もし以前に旅行でイギリスに来たことがあり、使いきれなかったお札で古い5ポンド札、1ポンドコインを次の旅行で使おうと思っていてお店で使える期限をすぎてしまっているのなら、まず先にイングランド銀行で引き換えてもらいましょう
ロンドンの地下鉄のバンク駅にイングランド銀行があります。



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