イギリスの家ってすごい邸宅なのね、と写真を見た一読者はおっしゃってくださいましたが、そうでもないよ。
いろんな家があります。
撮るのは見栄えのする家だけなのでそういう意味では正直なレポートではないかも。
わたしの趣味に凝り固まってるということですが。。。。
ま、ええとしよう。
好みの家としてはトラディショナルかなあ。
古いだけの機能的じゃないのはちょっと?ですがアンティーク、だとなお、いいかな。
古汚いのと、伝統的っつうのがむつかしい分かれ目ですけど。
前回、ちょっとイギリスの家について触れましたが、ここでまた再考してみましょう。
家を探すにあたって、キィポイントとなるのは:
ひとりだとせいぜい、ワンベッドだけど、予算的にメイドンヘッドはロンドン並みなので、スタジオどまりかな。
*Studio というのはベッドルームだけで、リビングルームのない、日本でいうと、1K かな?
キッチン、バスルームが備えてあり、キッチンが別になってるところもあるけど、フィンチュリーロードのところは部屋の中に小さなキッチンがついてました。
トイレ、シャワーは別になってたけど。
**One bedroom というのがいわゆる日本で言う1DK かしら。
寝室がひとつ、別にリビングと台所、バスルームが別にあります。
Two bedroom, Three bedroom で寝室が増えていきます。
家の種類としては、デタッチド、セミデタッチド、テラスドハウス、集合住宅としては、カウンシルフラット(府営住宅、県営住宅ってとこ?)、マンションの類。
デタッチドハウスというのがいわゆる一戸建ての家です。
独立してます。
セミデタッチドハウスは2つの家がひとつになってる造りで、通常左右対称。
これ、見てください。
一軒の家なのですが、右と左で色が違うので、違う家族が住んでるとわかるでしょう。
入り口も左右に別にあります。
こちら玄関は隣あわせ
テラスドハウスはいわゆる長屋、ですね。
3軒以上並んでいる場合。
長屋という聞こえより、もそっといいけど。
2階建てとか、ふつうそんなに階数は高くないです。
それ以上高い階数のあるのは、ハイツとかマンションでしょうけど、こちらではマンションとは言わないかなあ。
これがいわゆる日本で言うマンションかなあ。およそ、マンション、っていう感じでない、少なくとも、高層住宅ではないですねえ。
いずれも近所の家々を紹介してみました。
近くに公園もあるでよ。
今の家ははじめ、テラスドハウスの一角、と思ってたら、よくよく見ればセミデタッチドのよく似た2軒家が続いて並んでいるので、そう思ったのでした。
2軒ずつ独立はしてる。
隣の家はデタッチドはデタッチドでも、いわゆる白黒柱のチューダー調っつうか、いい感じなのね。
でもまた好みは歳とともに変わっていくかもしらん。
いつも前を通る川沿いの長屋。
小さいのかと思いきや、一角で4ベッドですって。
貸しで出てた。
月3000 ポンドですってよ!しかも家具なし。
貸家は家具付 furnished と家具なし unfurnished、の2通りあります。
家具なしだと自分でそろえないといけないからねえ。
自分の家ならそろえて当然だけど、自分の家具を使いたい、というひともいるんだろなあ。
このくらいの高さになると?
垣間見た庭。
川沿いは豪邸が多い。
リバーサイドマンション
隣。
奥にコンサバトリもあり。
いいわあ。
裏からコンサーバトリ隠し撮ってしまった。
ブラインドが開いてたので。。。
© Mizuho Kubo , All rights reserved…..…..September, 2010
※上記記事は、ブログ「ロンドンきまぐれ便り」から、くぼみずほ様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:106 イギリスの住宅事情
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