アメリカ英語とイギリス英語が思っていたよりも違って面白い!(その1)

住んでみて分かった+見えてきたロンドン
“Nothing ever becomes real ‘til it is experienced” – John Keats
第2回: アメリカ英語とイギリス英語が思っていたよりも違って面白い!(その1)

みなさん、こんにちは。@りえです。

5月は、気圧のご機嫌が良くなったのか、一転、子どもたちも日焼け止めをつけなくては真っ赤になってしまうくらい、太陽が照り、風も暖かくなって、ようやくロンドンに春を通り越して夏が来たー!って感じで、ワクワクしていたのですが、5月末から6月に入ってからも、雨模様が続き、また長袖と軽いジャケットが手放せないお天気が続いています…

今日は、最近、息子から「ママの英語の発音が違う」と言われたりして、ついにこの日が来たか(って、まだ5才なので…早すぎ!)と観念している私が気づいたアメリカ英語とイギリス英語の違いについて、2回に分けてお伝えしますね。

英米では、同じ単語でもスペルもちがう!

まずは簡単なところで、文字の「綴り」。
「センター(施設、中心)」という言葉は、イギリス英語では「centre」と書きますが、アメリカ英語では「center」。「e」と「r」の順番が逆ですね
同じく、「劇場、映画館」という言葉は、イギリス英語では「theatre」、アメリカ英語では「theater」と書きます。
こちらはご存知の方が多いと思います。

一番私の中で面白いと思ったのが、「お母さん(ママ)」という言葉の綴り。ロンドンの子どもたちやママたちは「mum」と書きますが、アメリカ英語では「mom」と書きます
この短い単語の発音を考えると「mum」という綴りが合っていると思いながら、Googleしてみたら、なんと「mom」というのが正しい綴りで古い英語なんだそうです。びっくりですね。

発音もちがう!

次は、「発音」を見てみましょう。

例えば、「水」という意味の単語の「water」。
イギリス英語では、少し「w」の音に集中して、日本語のカタカナで表記するのと同じような感じで「ウォーター」と言うとイギリス英語風の音になります。
アメリカ英語では、「t」の音が弱くなり、舌が「t」という音を出す時に当たる上の歯の裏の位置よりも、少し後ろに下がったところに舌を当てて音を出す感じです。
ケンブリッジ辞典オンラインで、イギリス英語とアメリカ英語(私が上記説明しようと試みたのは上から3つ目、一番下のUSと書かれている音です)の発音が聞けますので、聞いてみてください。

いかがでしょうか?どちらの方が言いやすいですか?

アクセントの位置までちがう!

アクセントの位置が違うという言葉もあります。
「大人」という意味の「adult」。
イギリス英語では、最初の「a」のところにアクセントを置きますが、アメリカ英語では2つ目の母音「u」のところにアクセントを置きます。
この違いも、ケンブリッジ辞典オンラインから聞いてみてください。

ほんの少しですが、こんなことを気にしながら会話をしてみると、イギリスに馴染んできている気がしてきます

次回は、アメリカ英語とイギリス英語とで、全く異なる言葉について書きますね。

お楽しみに〜!

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