今回は、ブレッドとバターのプディング。
名前の通り、パンとバターが主役になっているプディングで、パンにバターを塗ったらレーズンを散らし、牛乳と砂糖と卵の液体を流してオーブンで焼くだけのデザートです。
作るのがとても簡単なので、イギリスで人気があります。
クリームやカスタードを添えてサーブされることがありますが、カリカリに焼けたパンの下部は、液体をたっぷり吸いこんでいるので、ソース代わりとなり、そのままでも十分美味しくいただけますよ。
さて、パンとバターのプディング、いつ頃から食べられていたのかというと、今から約300年前になります。
イギリスのお菓子は、どれもこれも本当に歴史のあるものばかりですね。
1728年、Eliza SmithのThe Compleat Housewifeという本の中にレシピが掲載され、作り方は現在とほとんど変わらないまま受け継がれているようです。
その後時代を経て、シンプルな基本のレシピにレモンの皮やアーモンドが加えられたり、お酒で風味付けをするレシピもあります。
今回はシンプルなレシピを紹介しますが、次回はお酒が加わり、ディナー後にぴったりのプディングを紹介しますので、お楽しみに!
材料(3~4人分、グラタン皿:高さ5㎝×20㎝×13㎝)
25g バター
5枚(8枚切) 食パン*耳は落とす
30g レーズン
2個 卵
230ml 牛乳
大さじ1・1/2 砂糖
1.グラタン皿に刷毛でバターを塗る
2.耳を落としたパンにバターを塗り、三角形になるようカットし、グラタン皿に並べる
3.レーズンを散らす
4.ボールに、卵・牛乳・砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる
5.パンを並べた上から④を流しいれ、約10分浸み込ませる
6.オーブンを180度に予熱する
7.浸み込ませたら、オーブンに約30分入れて焼く
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