こんにちは、おつみんです。
前回までの記事は、イギリスの学校に進学するための準備に関するお話でしたが、いよいよ実際の学生生活について書いていきたいと思います(写真はキャンパス内にある広大な芝生です。この奥には湖もあります!)。
今回のテーマは、イギリスの大学院の授業についてです。
授業の種類
イギリスの大学院では、1つのモジュール(授業)がレクチャー(講義)とセミナー(ディスカッション)に分かれています。
レクチャーは日本の大学と同じように大教室で、先生があるトピックについて講義をしてくれるもので、セミナーはそのトピックについて生徒たちが少人数グループで意見を交換し合う場です。
主体的な姿勢が必須
イギリスの授業で欠かせないのが、毎回の予習。
特にセミナーに参加するためには、レクチャーを聴いて、あらかじめ指定された文献(リーディング)を読んだ上で自分の考えや疑問点をクラスに持ち込むことが求められます。
日本の大学のようにただ受け身で講義を聞いて終わりではなく、そこから自分が何を感じ取ったかをクラスメイトと共有する必要があるのです。
1ターム(1学期)の間に取るモジュールは3つくらいなので、1週間の授業数は決して多くはありませんが、このリーディングをこなすのがなかなか大変。
なのでテスト前でなくとも図書館にこもって勉強している生徒がイギリスにはたくさんいます。
私の友人の中には、一つの授業ごとに毎週5つ以上のリーディングをこなしている人もいます。
さらに、授業によっては中間エッセイ(レポート)やプレゼンテーションがあることも(というか大抵の授業では絶対にあります)。
そして、これを乗り越えると学期の最後には期末エッセイが待っています。
息つく暇もありません!
乗り越えられるために切り替えが大事
毎回の予習に加えてエッセイなどの課題に追われて勉強しているうちに、一週間は瞬く間に過ぎていってしまいます。
日々の勉強量が多いためか、こちらの学生は、平日に勉強した分週末はしっかり遊び、気持ちを切り替えて新しい一週間をスタートさせる、というように日本に比べてオン・オフの切り替えがはっきりしているような気がします。
私の学校にはキャンパス内にパブがあるのですが金曜日や土曜日などは遅くまで学生がたくさんいて賑わっていますよ!
今回は大学院の授業の一般的なお話でしたが、次回は私が今勉強しているコースについて詳しく書きたいと思います。
では!
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