イギリスでもブラックフライデー

ブラックフライデーっていう言葉を聞いたことがありますか?
ここ最近、浸透してきている新しいセール日です。
日本では昨年くらいから、おもちゃ屋のトイザらス、イオンといったショッピングモールや電器屋などで行われていたと言うことをネットで見たりしました。

イギリスではバーゲンセールと言えば、以前は夏、冬の一斉値下げセールが恒例でした。
もともとはアメリカで発祥したブラックフライデー。
なんで、黒い金曜日?と思う方もいらっしゃるかと思います。
日本ではまだまだ馴染みがないと思うブラックフライデーのことを紹介します。

いつがブラックフライデー?

11月の第4週目の金曜日がブラックフライデーにあたります。
アメリカではその前日の木曜日に、感謝祭(サンクスギビングデイ)という祝日があります。
さて、アメリカでは、このサンクスギビングデイがとても大きなイベントで、翌日のブラックフライデー自体はもともと祝日ではないものの、引き続き休暇になっていることが多いとのことです。
日本ではお正月、イギリスではクリスマスの時期のような大規模で家族で過ごす祝日だそうです。

そして、その感謝祭におけるプレゼントの売れ残りを、セール値引きして翌日に売りさばくという小売店のセールの日として、アメリカでブラックフライデーは生まれました。
アメリカのセールでは、フィラデルフィアで60年代くらいから始まったそうで、それから70年代にはアメリカ各地に浸透していったそうです。

「ブラック」フライデーという名前の理由は?

セール客で道やお店が大混雑するため、大忙しになるフィラデルフィアの警察官にとってイメージの悪い日だったため、「ブラックフライデーだ」と言ったことからブラックフライデーと言われたようです。
セールをする小売店側は、そんなネガティブな印象の言葉を変えるために、「ビッグフライデー」という新しいネーミングを定着させようとしたようですが、ブラックフライデーという言葉はなくなりませんでした。
日本ではブラックフライデーが行われる際、ビッグフライデーという名前の方が使われているのは、こういった事情が背景にあるからでしょうね。
その後、依然としてブラックフライデーと呼ばれ続けるため、「この日は小売店が『黒字』になる売り上げの日だから『ブラック』フライデー」という解釈が作られたようです。
今では、その解釈の通り、年末までの売り上げ向上に欠かせないイベントとして、いい意味で使われるようになっているようです。

年々人気が拡大化する大セール

イギリスでも、ここ3年間くらいでブラックフライデーが浸透してきています。
4年くらい前からアメリカの会社のアマゾンが、イギリスのアマゾンでブラックフライデーをするという予告をしてセールをしていました。
それに多くの小売店が参戦していきました。

最初はアメリカからきたセールと言うことで、すごく値引きされた商品をお客さん同士で奪いあったり、お店の開店と同時に一斉に走り出して目当ての商品に走っていくという光景がネット画像やテレビのニュースで流れたりもしていました。
また、ネットショッピングでもこの日付になった時からセールが開催されるというところが多くて、深夜にあまりにもアクセスが集中し、サーバーがパンクしてしまうこともありました。
ネットショッピングの売上が毎年最高記録を更新しているともニュースで発表されたりしています。
今では、小売店も色々試行をこらして、ブラックフライデー対策をしているようでサーバーもパンクしないし、この日だけではなくセールと期間を伸ばして、アクセスが集中するのを緩和させているようです。

どんなセールでも、セールはセール。買い物は落ち着いてしよう。

ただ、本当に全てのものが安くなるのか?というところですが、値引きでは期間中(だいたいはブラックフライデーから3日間、大手のところだとブラックフライデー週として1週間!)に30%~20%オフの商品になったりします。
中には限定で半額以上の値引きをしているところもあるみたいですが、その商品が欲しいものだったらラッキーですね。
主に家電製品は値段がもともと高いので、こういう日を狙ってお買い物したらお得になったりするようです。
我が家では昨年、新しいカメラを購入する予定だったため、ブラックフライデーでカメラを見ました。
もちろん前もって下調べしていて、欲しい物を選んでおきました。
ですが、欲しいカメラは値下げされていなくて、同じメーカーだったけれど違う機種の方が値下げされていました。
「値下げされている商品」を買うか、「欲しいと思っていた商品」を買うかという天秤にかけ、結局は「欲しいと思っていた商品」を購入しました。
こういう意味では、普段から定価より安い値段で取り扱っている専門店の方に軍配が上がりますよね?
ブラックフライデー中、セールされていない商品は全然割引されていない定価のままになっていたりするものもあります。
本当に欲しいもの、必要なものかどうかを吟味してブラックフライデーのセールで購入するかどうかを検討した方がいいと思います!
ちなみに、イギリスではサンクスギビングデイの祝日はありません。
クリスマスの方が大きいイベントでもあります。
ですので、クリスマスプレゼントを用意するのに、ブラックフライデーを待ってお買い物をするという人もいると思います。

日本でもこれからもっと大手のところから参入していってブラックフライデーがセールの日として定着するかもしれませんね。

関連記事

  1. イギリスの浮世絵展示会

    【会話に使える日本の話題】海外で紹介したい日本のアート作品 浮世絵編

  2. イギリスに来たらやっぱり本場のアフタヌーンティーを楽しみたい!その1

  3. イギリスのレストラン・お作法集〜これをやったらアナタは立派なおのぼり旅行者?〜

  4. イギリス全国ダーツの旅(仮)第1回 ウナギと大聖堂の小さな町・Ely(イーリー)

  5. テレビ受信料、支払いは義務?(その2)

  6. イギリス大学院での生活—キャンパス紹介2—

  7. イギリスのキッズ誕生日パーティー

  8. ClintEastwood

    日本のおばさんが、クリント・イーストウッド似のイギリス人と結婚できた理由 19 老紳士シェフ・マルコ…

  9. 日本のおばさんが、クリント・イーストウッド似のイギリス人と結婚できた理由 11 老紳士と老猫

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP