6月はジューンブライドの季節ですね!
日本では結婚式シーズンに入るのではないでしょうか。
5月19日には日本でも同時通訳付きで、ハリーとメーガンの結婚式中継がされていたそうですね。
(ハリーは、日本語では正式にヘンリー王子となっていましたね)
一方、こちらイギリスでは2つの番組で生中継されていました。
とても幸せそうなお二人。
10万人の方が結婚式をあげたロンドン郊外のウィンザーに集結して祝福していたそうです。
とてもいい天気に恵まれて、その場に行かなくてもパブやストリートパーティーなどで今回の結婚式の祝福を国全体でしてました。
華やかな王室の結婚式でしたが、そもそもイギリスの結婚ってどんな風習があったりするのでしょう。
イギリスで結婚した私が、今までに知ったイギリスの結婚事情をこれから全3回で書いていこうと思います。
著者ブログ「メディのイギリス暮らし」はこちら!
婚約してから結婚するまでが長ーい?!
婚約(エンゲージメント)してもすぐに結婚式をするわけではありません。
イギリスらしさを感じます。
※個人差があります
中にはツワモノで、5年6年も婚約中のカップルもいたり!?
そんな事を聞いても、イギリスらしさに慣れているので、全く驚かなくなった自分がいます。
平均では婚約をしてから、1年、2年くらいかけて、結婚の準備をする感じではないでしょうか。
独身最後を記念してパーティーが開かれる
イギリスでは、結婚式の前に、友人を集めて盛大なパーティーをします。
男性(花婿)は男性のみでパーティーを開き、女性(花嫁)も女性のみで開きます。
同じパーティーですが、それぞれ名前が違います。
- 女性:ヘンナイト(もしくはヘンパーティー)
- 男性:スタッグナイト(もしくはスタッグパーティー)
ヘンナイトでは女性団体が街に繰り出し、花嫁さんになる人がティアラなどをつけて、次期花嫁となるタスキをかけてたりします。
そして、周りにいる友人らもピンクなどの派手派手な小物を持って、団体さんで飲みに繰り出していたりします。
男性の方も同じように男性陣だけで飲みに繰り出したりします。
昔は度を越したスタッグパーティーで、ストリップ観にいったとか、大酒になってハメをはずしちゃった、なんていうのも聞いたりと・・・・。
ちなみにイギリスだけではなく、アメリカでも同じ風習があるそうです。
アメリカで制作されたコメディ映画、「ハングオーバー」でも、新郎がスタッグパーティーでお酒飲みすぎて記憶がなくなるなんていう題材の映画だったりもします。
それだけ、独身最後のみんなでの集まりがイギリスでもアメリカでも重要だったりするみたいです!
ちなみに、アメリカでは言い方が違うようです。
「バチェラーパーティー」というようです。
場合によっては、結婚費用が花嫁負担!?
結婚式は花嫁さんが主役になれますね。
ですが、イギリスの昔ならではのしきたりでは、結婚式の費用は花嫁の家が負担するという決まりがあったそうです!
それを聞いた時にはびっくりしてしまいました。
カップルで出すものでないんだって。
でも、今では事情も変わり、結婚式費用のうんぬんは各カップルごとその都度違うようです。
結婚式前は新郎新婦は会えない
これも昔からのイギリスのしきたりですが、結婚前夜から結婚式まで花嫁さんと花婿さんは一緒に過ごしません。
というのも、「結婚式前に花嫁さんのウェディングドレス姿を見てしまうというとバッドラック、不幸になる」という言い伝えがあるから。
なので、花嫁さんのウェディング姿を初めて花婿さんが見るのは、バージンロードを歩いてる時なんです。
花婿さんにとっても綺麗なウェディングドレス姿の花嫁さんを見て、きっとドキドキ感が増しているかと思います。
とてもロマンティックだと思いませんか?
これから、花嫁さんと花婿さんにとっては長い1日の始まりになります。
(いや、すでに式の前から準備で始まっていて長い1日になります)
まとめ
- 婚約しても1、2年準備をかけるのが普通で、それ以上になる事も。
- 結婚前には花婿と花嫁がそれぞれ独自に、独身最後を祝ってパーティーをする
- 昔のイギリスでは、結婚費用を花嫁の家族が全額負担する事もあった
- 結婚前夜から結婚式当日までは、花婿と花嫁は一緒に過ごさない
次回の結婚事情の記事は、イギリスで挙式するにあたって必要になってくる知識を中心に、下記の内容を予定しています。
- 結婚式にご祝儀は持っていかない
- ゲストが選ばなくても済むウェディングリスト(新郎新婦が欲しいものリスト)
- 結婚式で花嫁さんが身につける4つの物
- 結婚式で婚姻届けに署名、見届け人の署名も必要
- 新郎側の友人の役目、新婦側の友人の役目
次回もお楽しみに!
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