生誕60周年記念 くまのパディントン™展の全てをレポート!瀬戸康史さん・松岡享子先生の音声ガイド感想やグッズ情報まとめ

パディントン展の内部

アイキャッチ画像© P&Co. Ltd. 2018

「くまのパディントン」60年の歴史を
一度に体験できる展覧会が
渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中!

【展覧会開催を記念した招待券プレゼント】
読者の皆様へ本展覧会の招待券を抽選で5組10名様にプレゼント!
※詳しい応募方法は記事の最後に記載しております


こんにちは!
ロザリー編集部です。

イギリスを代表する児童文学「パディントン」シリーズ。
今年はその生誕60周年というメモリアルな年。
この記念すべき年を祝福した展覧会が、日本各地を巡回して開催されています。
京都、福岡での開催に続き、今回は東京での開催となりました。

【展覧会のHP】

絶賛開催中のこの展覧会に行ってみましたので、見どころをレポートしていきたいと思います。

記事の前半は、展覧会に行く際に役立つ情報になっています。

後半である「チャプター1」からは展覧会の各見どころ情報です。

いつまでやっているのか・チケットの購入方法・会場までの行き方・よくある問い合わせ

パディントン展の入り口

© P&Co. Ltd. 2018

いつまでやっているのか

2018年4月28日(土)-6月25日(月)
6月5日(火)は休館日ですので、開催をお休みしています。

チケットの購入方法

入り口にチケット売り場あり。

【当日券】

  • 一般 1,400円
  • 大高 900円
  • 中小 600円

(ネット予約および詳細)

お子様をお連れでご来場を考えている方は、親子券がお得!

会場までの行き方

Bunkamura入り口

【会場】
渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム

ザ・ミュージアムへの入り口はBunkamuraの建物に入って、B1F

パディントン展の入り口までの行き方

Bunkamuraに行く途中で迷われてしまった方は、スマホから下記リンクに行き、各経路案内をお使い下さい。

よくあるお問い合わせ

ザ・ミュージアムに関して、館内での飲食や再入館などが気になった方はこちらをご覧ください。

展覧会のめぐり方・音声ガイド

会場内部は、四章で展示構成されています。

HPにある「みどころ」メニューの各チャプター順に、パディントンに関する展示が続きます。

入り口最初に音声ガイドの貸し出し場所があります。
利用するとより展覧会が深く味わえます。

【音声ガイドに関しての詳細】

<貸し出し価格>
520円(税込み)

音声ガイドとは

音声ガイドとは展示物のガイドをヘッドフォンによる音声アナウンスで行うサービス。
説明文を読み上げてくれるので、難しい内容の展示物であっても理解しやすくなります。

使い方としては、展示物に番号が振られてるポイントがありますので、その番号をリモコンで入力し再生します。
すると、その展示物に関しての解説が始まるという仕組みです。

音声ガイドは俳優 瀬戸康史さんと本展監修者 松岡享子先生

パディントン展の音声ガイド瀬戸康史

© P&Co. Ltd. 2018

本展覧会の音声ガイドは、映画、ドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍する俳優 瀬戸康史さんがナビゲーター。

ロザリー編集部でも実際に音声ガイドを使って、展覧会をめぐってみました。
聞き出した途端、瀬戸康史さんの優しい語り口調が一気にパディントンの世界へ連れて行ってくれました。

また、「パディントン」シリーズの日本語訳を担当し、50年の間、パディントンの物語を日本に紹介してきた
本展監修者でもある 松岡享子先生の
「パディントン」シリーズの朗読もあります。

パディントン展の松岡亨子先生

特にこの内容が、ため息が出るほど素晴らしく、心打たれました。
詳しい感想は、後述のチャプター3に記載いたしましたので是非ご一読下さい。

展覧会に来た際には、利用する事を強くおススメいたします!

チャプター1:全10巻の物語を一気にたどる

パディントン展のチャプター1

© P&Co. Ltd. 2018

さて、最初の展示は、厳選された小説の挿絵を1巻から順に辿ることで、「パディントン」シリーズの全10巻の物語を追っていきます。
1巻につき、8点の挿絵が展示されていて、関連したイギリスの生活文化とロンドンの名所などの説明が入ります。

パディントンは現実のイギリスを舞台としている事が一つの特徴ですので、文化を知ることで更に面白さが広がります。

全巻をお読みの方は、懐かしい思い出を引き起こされる事、間違いなしです。

チャプター2:制作秘話

パディントン展のチャプター2

© P&Co. Ltd. 2018

当時の制作道具やファンレターから作者マイケル・ボンド氏の生涯をたどります。
パディントンがどう生まれ、どんなファンとの交流で育っていったかを追体験。

パディントンを執筆する際に、実際にボンド氏が使っていたタイプライターの展示も!

マイケル・ボンド氏のタイプライター

© P&Co. Ltd. 2018

他にも、展示されていた当時のファンから届いたファンレターを見ていて、
一枚のファンレターが、時を超え、海を越えて、今、この日本のパディントンファンの元に届いたのだという事を考えて、胸が熱くなりました。

チャプター3:絵本パディントンのイラスト

パディントン展のチャプター3

© P&Co. Ltd. 2018

子供向けの絵本も出版されたパディントン。
その絵本のイラストを一挙公開

児童文学からはじまったパディントンですが、絵本から入った方々も多くいらっしゃると思います。

会場のお客様の中にも、ジョン・ロバンが描いたパディントンを見て
「私が初めて見たパディントン、これだった!」
と、思い出している女性もいらっしゃいました。

各時代、各アーティストが手掛けたパディントンをよく見てみると、帽子もダッフルコートも大きく変化している事を発見できます。

パディントン展のグルーバーさんとのお十一時

© P&Co. Ltd. 2018

また、展示会中央スペースには、グルーバーさんとのお茶会「お十一時」を再現したスポットも!ママレードのサンドイッチやココアなどファンなら嬉しくなる小物の再現も素晴らしいので、是非立ち止まって、ゆっくり見てみてください!

瀬戸康史さんの朗読

アーティストのR.W.アリーの「パディントンのにわづくり」の原画に合わせ、音声ガイドによる瀬戸康史さんのあらすじ朗読があります。

この展覧会に行く前に編集部では、パディントンを朗読し直してみました。
朗読することで、児童文学の「親が子に聞かせる物語」という在り方を改めて感じ、より一層物語の楽しさを味わっていました。

今回、その上で、瀬戸康史さんの朗読を聴きました。
驚くほどに、瞬間的に世界観を帯びた言葉が耳に染み入ってきて、自分が朗読した物語とはまるで別の世界、パディントンの存在を感じる世界が広がりました。
彼が「パディントンのナレーションという役を演じている」という事がはっきり分かる朗読ですので、俳優 瀬戸康史さんのファンの方々も是非視聴していただきたいです。

松岡享子先生の朗読

次のチャプター4に行く前に、松岡先生のコーナーが続きます。
こちらでは、松岡先生とパディントンとの出会いマイケル・ボンド氏から松岡先生に宛てた手紙があり、音声ガイドでもご本人から詳しくご説明していただいてくれています。

そして、松岡先生自身による「パディントンの物語が始まる最初のシーン」の朗読があります。

この朗読ですが、本当に素晴らしかったです。
松岡先生が50年間パディントンを愛し続けた温かさが、一字一句に感じられて、心を覆うようでした。
涙が出そうになりました。
記憶の底にある「お母さんの朗読」を思い出していたのです。

瀬戸康史さんの朗読も合わせ、言葉では到底伝えきれない至福の体験でした。

最後に、松岡先生と共同翻訳をなされた田中琢治さんが幼少期に松岡先生に送った手紙も読めます。
この手紙が後に共同翻訳をするきっかけになるというエピソードが説明されています。

こちらの展示物にも説明文がありますが、松岡先生ご自身が音声ガイドによるご説明をされていますので、是非音声ガイドで聴いていただく事をおススメいたします。

チャプター4:漫画・アニメ・グッズ

パディントン展のチャプター4

© P&Co. Ltd. 2018

小説から絵本が作られ、更に人気を博したパディントンは、
次にマンガ・アニメやグッズなど様々なメディアへ展開していきます。

このチャプターでは、イギリスの新聞「ロンドン・イブニング・ニュース」に掲載されたパディントンの四コマ漫画を、日本語訳付きで読めます。

ここの音声ガイドにおける瀬戸康史さんの解説は、漫画と合わせてくすりと笑える内容ですので、是非立ち止まって聴いてみてください。

また、パペットアニメの上映もあります。
パペットアニメとは実写の人形が動くアニメーションです。
日本では、1997年頃にNHK教育テレビ「プチプチアニメ」にて放送されていました。

展示会では、アニメーションに使った実物の小道具を見ることが出来ます。

パディントン展のチャプター4の2

© P&Co. Ltd. 2018

更に奥には、各国でこれまでに作成されたパディントンのぬいぐるみが勢ぞろい!

パディントン展の各国のぬいぐるみ

© P&Co. Ltd. 2018

チャプター5:作者マイケル・ボンド氏からパディントンを愛する皆様へ

パディントンの作者マイケル・ボンド氏

マイケル・ボンド氏 © P&Co. Ltd. 2018

作者マイケル・ボンド氏は2017年6月に逝去されました。
この展覧会の最後のチャプターである、彼のインタビュー動画は2016年6月に、この展覧会に向けて語ったメッセージ。
特設ミニシアターで座ってご視聴いただけます。

会場でしか手に入らない限定グッズを紹介!

パディントン展のグッズ売り場

© P&Co. Ltd. 2018

チャプターを全部鑑賞し終えたら、グッズ売り場がお出迎え!
会場限定ぬいぐるみがイチオシです!

パディントン展の会場限定ぬいぐるみ

© P&Co. Ltd. 2018

パディントン展の公式図録はオンライン通販も行っていますが、展覧会の内容を帰ってから振り返りながら読むと感動が深くなるので、持っていない方は是非ここで購入するのがおススメです。

編集部では、ぬいぐるみ図録ビン入りキャンディを購入しました!

パディントン展のグッズ

フォトスポットからSNSに投稿をして、来場した皆と繋がろう! #パディントン展

パディントン展の写真撮影場所

展示室内のフォトスポット © P&Co. Ltd. 2018

来場記念にぴったりの写真撮影ポイント2箇所あります。

  • グッズ売り場に行く前の展示室内
  • 会場出口の横
パディントン展のフォトスポット

会場出口横のフォトスポット © P&Co. Ltd. 2018

帰る前に記念撮影して、公式ハッシュタグの   をつけて、ツイッターやFacebookに投稿しよう!

当メディアからは、編集長の息子さんの思い出に記念撮影させていただきました!

パディントン展の記念撮影

パディントン大好物のマーマレードたっぷりのタイアップ料理!

パディントン展のタイアップ料理のクレープ

パディントンがテーブルの上に乗り出して食べてしまいそうなグルメ!
展覧会に隣接したカフェ「ドゥ マゴ パリ」
1Fにある「ロビーラウンジ」
それぞれ別のタイアップ料理が出されています

【ドゥ マゴ パリ】
ドゥマゴパリの入り口【ロビーラウンジ】

ロビーラウンジ入り口
編集部では「ロビーラウンジ」提供の「オレンジマーマレードのクレープシュゼット風」を注文してみました。

ヨーロッパ式のクレープで皿に盛られています。
パディントンに合わせて、大好物のマーマレードを使用し、綺麗な花が添えられていて、見た目にも美味しいデザートでした!

レギュラーメニューからは、海鮮ライスボウル山菜の和風パスタを注文。
どれも絶品。

渋谷Bunkamuraのロビーラウンジ料理

また、ソファ席があったりと落ち着ける座席になっているお店なので、展覧会で購入したグッズをゆっくり眺める事ができました。

パディントン展のぬいぐるみ

大人も子供も楽しめる展覧会

いかがだったでしょうか。
パディントンが大好きな方は勿論、懐かしいなと思った方も、これからパディントンを知っていく子供たちにもおススメなパディントンの全てが詰まった展覧会です。

最後に、展覧会の開催を記念した招待券プレゼントの応募方法ですが、下記の通りになります。

①当メディアのツイッター公式アカウント記事@Rosalie_webフォロー

②その後、下記条件が入った対象のツイートをリツイート
<対象ツイートの条件>

以下2つのハッシュタグの両方が入った当記事へのリンクを含む下記ツイート

#ロザリー#パディントン展

※また以下の場合は当選対象外になります。
・当選発表前に@Rosalie_webをフォローから外された方
・非公開アカウントで応募された場合
・応募時のツイートを削除された場合
※当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。
※抽選方法や当選、賞品についてのお問い合わせは受け付けておりません。

応募の締め切りは6月13日(水)になります。
皆様のご応募をお待ちしております!

繰り返しになりますが、
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて
6月25日(月)
まで開催していますので、この機会に是非パディントンの世界を堪能してみてください!

© Paddington and Company Ltd 2018


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