イギリスの公立中学校・高校(セカンダリースクール)について

イギリスの小学校のお話は前回にしました。

【前回記事:イギリスの教育システム

次の学校の事を説明します。
次の学校の事をセカンダリースクールといいます。
セカンダリーはYear 7(年齢でいうと11歳)からYear 11(16歳)までの学校の事をいいます。
なので年齢で見ると日本の小学校の年齢から高校の年齢までという感じですよね。

セカンダリースクールの後は

ではこの16歳以降はどうなるかというと、大学へ進学を目指すシックスフォームという学校内にあるところで2年間勉強するか、カレッジというところへ行って勉強(職業に直結する資格などの取得など)するかが選択できます。
もちろん、義務教育が16歳で終わるのでそのまま卒業したらお仕事をするという選択もあります。

大抵の場合は入試というものは存在しません。
各中学校、高校へ入るための試験勉強や大学へ行くのに各大学入試というものがないのです(稀にグラマースクールという学校へ入学の際には試験がある場合もあるそうです)。

では、どのようにして能力が判定するかというと、セカンダリースクールの最終学年、Year11の時に全国統一試験、GCSE(General Certificate of Secondary Education)の試験があります(80年代まではO-levelとも言われてました)。
この試験を受けて義務教育が終了となります。

大学への入学に必要な試験

では、大学への進学では何が基準になるかというとAレベル (General Certificate of Education Advanced Level)という試験があります。
シックスフォームの2年間でこのAレベルの勉強をして試験の結果次第で大学進学が決まります。
結果がとてもいいとイギリスで有名なオックスフォードやケンブリッジ大学の進学も待っていますが、他にも大学があるのでその結果のレベルによって大学がわかれます。

セカンダリースクール選び

以前にも書いたように学校の評価(Ofstedなど)はオンラインで見れるようになっています。
セカンダリースクールによっては学校の評価が変わってきます。
また、上にも書いたようにセカンダリースクール、シックスフォームでは重要な試験が待っています。
その試験の結果などが学校では何パーセントの子がどのグレード結果だったというのを発表しているので、そちらも参考にしたりできます。

入学試験がないのにどうやって学校選びをするのだろう?と私も疑問に思っていましたが、100%確実に自分が行きたい学校へ行けるという保証はないんだなというのが今、学校選びをしていて思うところです。

入学申し込み時期は10月末

学校の申し込みの締め切りはプライマリースクールより早くて10月末までに済ませなければいけません。
そして、第一志望の学校から第5志望の学校まで記入します(北ヨークシャー州の場合オンラインにて)。
そして、翌年の3月初めに行ける学校がわかるようになっています。

プライマリースクールよりも学区が広がるので、バス通学になったりもします。
もちろん、希望して近くの学校を選択する事もできるし、遠い学校を選択する事も可能です。
宗教(イングランド国教会とカトリック教)が強い学校もあります。
なので、信者はそちらの学校選択をしたりしますが、最近では他の信者の人も少数で受け入れるという傾向があったりするようです。
いくら行きたい学校があっても、そこに入れるという保証はなくて、第3志望の学校になってしまったという話も聞いた事があります。

学校選びのポイント:オープンデイに学校見学をしてみよう

という事で、娘の進学先は将来にも影響するので学校選びは慎重になっている我が家です。
夫はこの地域の出身なので学校選びは子供の頃にしていますが、私はイギリスの高校には行った事がないので、とりあえず全部の学校を見てみようという事になりました。

各学校ではオープンデイやオープンナイトなどを実施していて、直接その学校へ親子で一緒に行って学校の中、校長先生の説明、学校のパンフレット、実際に生徒さんとの交流などを図る事ができるようになっています。
また、科目ごとの教室では先生が子供達に楽しく勉強してもらおうと色々なデモンストレーションしてたりも。
子供達が試したのは理科の静電気発生器で髪の毛が逆立ったりしてて面白がってたり、地理の先生は顔に国旗のフェイスペインティングをしてくれたりしました。
ちゃっかり今回の学校選びでは関係ない下の娘がフェイスペインティングしてもらってました。

科目ごとの先生ともお話ができるようになっているので、色々質問できて良かったです。

そして、私が大事だなと思うのはクラブ活動(日本の部活みたいなもの)が豊富なところかどうかも。
学校が終わってからのクラブ活動は新しい関係のお友達ができたり、何かに熱中するといういわゆる青春時期だと思うのです。
そういうクラブ活動が豊富なところがいいなとも思います。
幸いハロゲートには悪い学校というものがなくて、全国的に見てもどの学校も良いと思います。
オープンデイは、9月後半から10月上旬まで実施しています。オープンデイの実施日は各学校のサイトでチェックしたり、地域新聞に掲載されてたりしていました。

かなり過酷スケジュールで週末に2校の学校を時間差で見に行くという事もしました(ハロゲートにはセカンダリースクールが5校、隣町に1校あります)。

今までは学校の外を車で通ったりしてて知っていた学校でも、校舎の中はまた違うイメージだったりするので実際に学校見学をして良かったと思います。
また、生徒さんの様子でこういう子がいるんだなーとか、校長先生のお話などを聞いたりして自分の娘がこの学校に行ってる様子が浮かぶかどうかなどで判断の基準にしたりしました。
もちろん、親と娘の意見が少し違ったりしてて、とことん親子で話し合って志望校を順番に選びました。
あとは北ヨークシャー州からの結果が出るまで暫く待ちます。

さて、どの学校になることやら。

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メディ
ブログ「メディのイギリス暮らし」は2005年からはじまりました。 

主な登場人物は

メディ:料理、インテリアが大好き。最近は美容にも力を入れてて、ビーガンコスメを愛用中。

ダン:和食大好きイギリス人。自他共に認めるゲームオタク。最近マーシャルアーツ(武道)をはじめました。

ハナ:ゲーム、コスメ、YouTube大好き。ユナとデュオでYouTubeチャンネルも実はやってます。(まだ3個しかアップされてませんが)

ユナ:ユニコーン、ハローキティーとマインクラフトが大好き。

テディー:ブチャイク顔なおじいちゃん犬。20018年1月現在、15歳。

クマ:ギニピッグ(日本語ではモルモット)ハナのペットで、推定6歳。こちらもおじいちゃんです。

家族4人と2匹で仲良く北ヨークシャー州にあるハロゲートという町で暮らしています。
ホームステイで、語学学校生も受け入れしています。

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