丘の上に広がる神秘な石景色!イギリスのウォーキングコース第2弾「マルハム・ターン」体験レポート

北ヨークシャーのマルハム・ターンの頂上

こんにちは。
イギリスの北ヨークシャーにあるハロゲート在住のメディです。
2回目のウォーキングへ行ってきましたので、その体験レポートです。

前回ははじめてのウォーキングだったので、初心者向けなヒューストン・レザボアという貯水池にいきました。
2回目となる今回は、ヨークシャー地方のマルハム・ターンへいってきました。
ここはイギリスのウォーキング人気ランキングで3位に入った所です。

【ウォーキングのランキング情報詳細と前回のウォーキング体験レポート】

インドア派な人でも気軽にアウトドア!イギリスで大人気の「ウォーキング」を初体験レポート!

マルハム・ターンは以前にホストマザーが私と娘達を連れて、案内してくれました。
どうやら、ホストマザーにとってこちらのマルハム・ターンはホストファーザーとの思い入れがある場所なんだそうです。

ホストマザーは彼の命日にウォーキングに行くようにしているようで、ここ3年間毎年ウォーキングしにきています。
今年もホストマザーは友人、そして私たち家族で、マルハム・ターンにウォーキングしにいってきました。

設備情報

コース情報・最短コースは2マイルから

今回私達が歩いたコースは約4マイルの中距離コース。
キロに直すと6.45kmに値します。

マルハム・ターンのフットパス

マルハム・ターンのフットパス

マルハム・ターンのウォーキングコースは色々あるようで、フットパスを使って短いウォーキングは2マイルほどから、もっと長いウォーキングと挑戦することが可能ですし、一般道路にはサイクリングなどを楽しんでいる人たちもいます。

駐車場のお値段やトイレ

車を駐車したところはMalham National Park Centreです。
こちらの駐車場では2時間以内なら£2・50で、それ以降は£4・50でした。
トイレも完備されていて、ウォーキング前の準備に適してると思います。

また、マルハム・ターンで駐車場を検索したらほかにも2箇所あったので、ウォーキグのコース次第で駐車場を決めればいいと思いますし、路駐している車もありました。

予想以上に寒い!防寒対策をたくさんしていきましょう!

実はこの日は朝に少し雪がチラついたくらい寒かったんです。
一応、防寒対策はしたつもりだったのですが、丘の上に行けば行くほど冷たい風で、絶対に体感温度はマイナスだったと思います。
なので、ニット帽や手袋などの防寒対策をしてもよかったくらいです。
幸い、雨は降らず途中で青空を見ることができましたが、寒かったです。

体験レポート

【見どころ①】妖精が住むと言われていた神秘な滝

北ヨークシャーのマルハム・ターンのウォーキングコース最初は穏やかなフィールドで羊たちの横を通って行きます。

そして、森の中へ入る際にはこちらの標識がでていました。北ヨークシャーのマルハム・ターンの標識

森の中の途中に小さな滝があるというのを知っていましたが、今回初めて見ることができました。
北ヨークシャー・マルハム・ターンの妖精の滝
夏場なら水遊びといきたいところですが、何しろものすごい寒くて大型犬だけはじゃぶじゃぶお水に入っていました。
こちらの場所ははJanet’s Foss と呼ばれています。
ジャネットは妖精の女王様だそうです。
自然の中で本当に妖精が住んでいるような場所でした。

こちらを過ぎたら、だんだんと傾斜してきて緩やかだけれど、丘をどんどん登って行きます。

【見どころ②】天然自然なのに綺麗に整った石畳「マルハム・コーブ」

マルハム・コーブ(Malham Cove)と呼ばれるこの丘の頂上には、幻想的な大地が広がっています。

それまでの自然の景観とコントラストになる、整えられたかのような石の大地。
人間の手で作られたわけではないのでとても不思議です。
岩の上まで登って、ヨークシャーの特別な景色が見られると、「来てよかったな」と、じんわり感動します。マルハム・コーブの見える景色

よく、ホストマザーはこの地を訪れると
「ヨークシャーはGod’s Own Countryだからいつ来ても素晴らしい(眺め)だわ」
と言っています。

そうなんです、ヨークシャーは英語でGod’s Own Countryと言われている土地の一つでもあります。
このGod’s Own Countryは世界各地でそう言われている地域があるそうですが、イギリスでは4箇所にこういうニックネームがあります。
そのうちの一つがヨークシャー州。
直訳だと神様の国ですが、神様が特に気に入ってる場所というような感じです。
それだけ自然が沢山ある特別な場所という意味でもあると思います。

そんなマルハム・コーブですが、なかなか見られない景色なのに、何か見覚えがあるような…と思われた方は、するどいです。
ここは、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」で、あるシーンに使われていました。
気になった方は是非探してみてください。

寒い中でしたが、登ってきた甲斐のある丘でした。

”歩く”のは一緒だけど、歩き方や道は人の数だけある!

北ヨークシャーのマルハム・ターンの階段
こちらの丘を降りて行くのに、長い、長い階段があります。
ウォーキングは色々なコースがありますが、この階段を登っていく人もいるし、降りていく人もいます。
ウォーキングをしてる際にほかのウォーキングの人たちとすれ違います。
色々なコースがあるので、逆周りをしてる人もいるし、違う方へ向かうのに途中まで一緒だったりもします。

すれ違う際には挨拶を忘れずに!
みなさん、フレンドリーで楽しくウォーキングしていらっしゃいました。

イギリスなので、犬と一緒にいっても安心!

今回、初のウォーキング参加は我が家の子犬、メロディーでした。
若干、9ヶ月で小型犬なので途中で疲れてしまうんじゃないかと、一応運ぶ用の籠バッグを持参しましたが、バッグの必要はなく自力で歩き(走りきる)ことができました。
私たちの他にも犬連れの方は多く見られました。

最後に立ち寄ったカフェ、レストランでは犬も店内にOKなところでした。
こちらは、B&Bでも犬連れで宿泊が可能だそうです。

【Beck Hall】

動物愛護先進国なイギリスらしいサービスですよね。

いかがでしたか?
北ヨークシャーのマルハム・ターンをご紹介いたしましたが、マルハム・ターンとは日本語的表記だったりします。
というのも、英語ではどう聞いても聞こえなくて、実際の英会話の中では「マラムターン」で発音した方がちゃんと伝わります。

そんなマラム・ターンは、記事の写真でも綺麗な景色ですが、やっぱり自分で見てみるというのは大違いですね。
イギリスの大自然は観光地の都市部とは全く違います。
イギリスの田舎風景を堪能しにきてみてください。


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