こんにちは。
イギリスの北ヨークシャーにあるハロゲート在住のメディです。
13年以上イギリスでの生活について書き続けている
著者ブログ「メディのイギリス暮らし」はこちら!
イギリスの大自然を観光する時の定番と言えば、湖水地方やスコットランド、ウェールズです。
ですが、せっかくの大自然なので、見るだけではなく、体験してみるのはいかがでしょうか。
目次
空中を滑走するアスレチック”ジップライン”
まず、ジップラインとは、高い木々の間をアスレチックのように体を使って伝って渡っていったり、ターザンのように滑走したりする遊びです。
どうやって木々の間を渡るかというと、木々の間に「ジップワイヤー」と呼ばれるロープが張られていて、自分の体をそのロープに繋いで滑って渡ります!
高い場所でのアスレチックを楽しんでから、最後に木から降りる際に目の前を流れていく景色は、猿やムササビが見ている空中からの大自然。
爽快感満載です!
同じような遊びのバンジージャンプでもそうですが、落ちたらどうしようと思われがちです。
でも、ロープは頑丈ですし、しっかり固定されていて安全です。
また、ベルトは足を通して腰につけるタイプなので、仮に高い場所でのアスレチックで失敗しても急激に落ちるという事もありません。
落ちる事を想定していないので、ヘルメットを被らなくてもいい場合のところもあります。
(場所によるのでヘルメットをかぶるところもあります。)
子どもから大人まで楽しめて大人気なので、このアスレチックは、イギリス全土に渡ってあります。
最近では、日本の山奥の方にもジップラインがオープンしているそうですね。
TVで紹介される事も増えてきたそうで、体験した方も増えてきたのではないでしょうか。
家族で”Go Ape”へいってきた
今回紹介するのは”Go Ape”というジップラインが楽しめる本格アスレチックです。
今回私は、ハロゲートから近いリーズのGo Apeへ行って来ました。
名前にある”Ape”とは、英語で”猿”を意味する言葉ですが、施設に着くとその名前通り、大きなお猿さんがお出迎えしてくれています。
小さい子供から大人まで幅広く楽しめるよう、対象年齢に応じたレベルがあって、そのレベルの中でコースが分けられています。
レベルの詳細
木の最高ポイントは15m。
木から木の間が、最長では19m。
ターザンのようにジップワイヤーで降りるのは60m。
コース全体は1080mなんだそうです!
【初めての方のために】服装の注意点まとめ
体を使ったアドベンチャーなので、服装も動きやすい格好が好まれ、靴もそれにふさわしい靴が必要です。
サンダルやスリポンタイプの靴、つま先が空いてる靴やヒール靴はダメです。
そして、手袋があれば手袋持参してもいいそうです。
ロープを掴んだりするので。
準備してくるのを忘れても、施設にて購入する事ができますので安心です。
我が家では施設で購入しました。
手袋は、手の内側に滑り止めが全体についているんで、よかったです。
また、ちょっとしたアクシデントで手など擦り傷ができてしまったりするんで、手袋があると予防できます。
いきなりの本番はちょっと…という人のために、練習設備もある
私は他の施設で何回かやった事があるので、ある程度経験がありますが、全く経験がなくても大丈夫です。
最初に遊び方を説明してくれて、コースを始める前にミニ施設で練習ができます。
基本的には自力で行くのがほとんどのコースですが、数カ所でスタッフがワイヤなどを他の部分に固定してくれたりするポイントがあります。
また、途中でどうしてもできなくなってしまった場合でも、スタッフの方がヘルプしに来てくれたりします。
基本的に一旦登ったら途中で降りる事はできないので、スタッフの人が手取り足取り教えてあげてそこの難関を自力でこなすという事になります。
実際にコース中、ロープを渡りきれなくなった方が係りの方に助けをもらっていました。
夫いわく、小さいお子さんで高いところで怖くて泣いてしまったお子さんもいたそうです。
実は数年前に上の子と私が他の施設でやった時に上の子が泣いてしまい、娘は途中棄権した経験がありました。
私は高い場所は全然平気なので、娘を一旦地上に戻して夫と合流させてから、そのまま引き続きしてもいいと係りの人に言われたので最後までやった経験があります。
実際に家族で遊びつくしてみた
今回、うちは下の子がまだ140cmに満たなかったので、
レベル2を夫と下の子で、レベル3を私と上の子でしました。
レベル2のコースはコース2、3、4、5でした。
レベル3はコース6、7、8、9でした。
多分、これらのコースの違いは身長差でロープの高さが違ったり、木の高さが違ったりなんだと思います。
上の子も成長してて、今回はすべてのコースをする事ができました。
また、下の子にとっては初の経験でしたが、子供の頃から登るのが好きだった子なので、楽しんでいたようです。
事前に予約していこう!チェック事項まとめ
空きがあれば、直接施設に出向いてできるかもしれませんが、オンラインか電話予約をしておいた方が確実です。
受付で並んでいた際に、当日に直接来た方はいっぱいなのでできませんと断られていました。
また、オープニング時間も違うので、予約する際には考慮しておいた方がいいかと思います。
・レベル1と2
(週末とホリデーシーズン)
AM10:00~PM4:00
・レベル3
(週末とホリデーシーズン中)
AM9:00~PM4:00
・(タームタイムで火曜日は定休日)
AM10:00~PM3:00
タームタイムが詳しくはよくわからないのですけれど、きっと予約する際には可能な時間が表示され選択するようになっているので、チェックしてみてください。
コース終了後はアイスクリームのご褒美!
コース終了後は修了書がもらえました。
これをアイスクリーム屋さんに見せると50ペンスオフしてくれるというサービスもありました。
体全体を動かした後のアイスクリームは美味しかったです。
いかがだったでしょうか。
絶叫系だと興味はあっても、やっぱり怖さが勝って、思いきれず断念する方も多いですよね。
ですがそんな方こそ、海外旅行をきっかけにチャレンジしてみるチャンスではないでしょうか。
日本の日常の暮らしでは味わえない海外ならではの貴重な体験として、ジップラインのような迫力ある遊びを是非楽しんでみてください!
最後に耳寄りな情報です。
世界で最高速でヨーロッパでは最長のジップラインが北ウェールズにあるそうです。
スーパーマンの様にうつ伏せの状態で滑走していくジップラインがあって、時速100マイルにも達するそうで、いつかは家族で挑戦したいなと思っています。
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